注目キーワード

最新技術

農場ごと移動もできるコンテナファームの稼働拡大!輸送用コンテナに構築される垂直型水耕栽培農場

サステナブルな農業に向けて海外で開発・活用が進む次世代サービス情報をお届けする、WORLD AGRI NEWS。今回は、アメリカから最先端の環境制御システムを導入した移動できるコンテナファームを紹介する。

世界中のどこでも
新鮮な食材が栽培できる!?

Freight Farms社の「Greenery」は、輸送用コンテナに構築される垂直型水耕栽培農場。地元産の新鮮な野菜を365日栽培し販売できるとして、41ヶ国で600以上の農場が稼働している。運営主体は小規模農家から企業、小売、教育、非営利セクターまで幅広い。

「Greenery」の特徴は、最先端の環境制御システムにより、農業プロセスのほとんどを自動化している点。希望する収穫量、風味プロファイル、効率指標などに基づいて、農場自動化ソフトウェア「Farmhand®」がリアルタイムの精密環境監視と、システムのリモート制御を行っていく

また、Freight Farmsのコミュニティのプラットフォームを使用して、ヒントやコツの共有や収穫量比較、カスタマーサービスチームとの会話も可能。2025年には、コンテナファームの最新版「Garden」が市場に投入される予定だ。

 



 

DATA

Freight Farms


AGRI JOURNAL vol.33(2024年秋号)より転載

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. ビニールハウスの日射量、復活大作戦! 新開発の洗浄剤&ブラシでサクっと楽々なお掃除を...
  2. 肥料価格高騰のなか、地域資源循環に高評価! 牛ふん・汚泥・食品残渣などを混合した完熟堆肥を活用...
  3. 水田除草もスマート化! これから活躍が期待できる除草ロボット3選
  4. 高温障害を抑え収量アップ! 回収・廃棄が不要な、土壌分解される「紙製」マルチとは?...
  5. 【参加受付中!】日本農業のこれからを考える『第3回次世代農業セミナー』を開催!...
  6. 【家庭菜園】きゅうり栽培で大事なポイントとは?ベストな肥料や正しい栽培方法を徹底解説!...
  7. 業界初!60度の急斜面でも草刈り可能な草刈機「ベローン」で安心・安全&ラクな作業へ...
  8. 喜界町で実践する新しい排水対策。目詰まりしにくい暗渠排水材「ドレインベルト」に迫る...
  9. 空調服に水冷服、ネッククーラーも登場! 真夏の暑さ対策ウェア4選
  10. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.35|¥0
2025/04/18発行

お詫びと訂正