収穫から包装までの工程を可視化&リスク改善へ! アボカドそっくりのセンサーが開発中

世界のトレンドをチェックしよう。食農ビジネスでも様々な技術が登場している。南アフリカで開発されたのは、アボカドそっくりのセンサー。これがあれば、アボカドの一連のプロセスを可視化できるのだ。

「スマートアボカド」とは!?
損傷リスクの把握、改善へ

南アフリカ共和国プレトリア大学の研究チームは、アボカドが農園で収穫されてから包装工場で包装されるまでのプロセスをデータで可視化する「スマートアボカド」を開発。

アボカドの硬さを再現した筐体を3Dプリンターで出力し、その内部にセンサーを埋め込む仕組みだ。

収穫物と同梱された「スマートアボカド」 ©André Broekman

農園から出荷されるコンテナにアボカドと同梱することで、温度や湿度、光強度といったコンテナ内の環境や、回転速度、加速度、勾配など、輸送中の動きを測定。データ解析によりアボカドの損傷リスクを定量的に把握し、ポストハーベストの工程改善につなげる。

2019年3月には南アフリカ共和国の大規模農場で実証実験が行われ、現在、実用化に向けた改良がすすめられている。




文:松岡由希子

AGRI JOURNAL vol.17(2020年秋号)より転載

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