太陽光×農業がイノベーションを巻き起こす!
2017/12/29
世界で広がる様々なソーラーシェアリングを紹介するワールドビューのコーナー。今回は、インド、イタリア、アメリカでの取り組みをご紹介!太陽光と組み合わせた点滴灌漑で、インドの人々は何を生み出すのか?
インドに降り注ぐ太陽光を用いて、
限りある水資源を効果的に使う
太陽光発電をベースにした灌漑システムの導入がインド北西部パンジャーブ州で進んでいる。
太陽光発電を導入する農家に財政支援し、安価に機器を供給することで、2万エーカーの土地に太陽光発電による点滴灌漑を広げる試みだ。協働するのはインドのコタックソーラー社など。
年間300日の晴天、1日8時間の日照量を確保できる同州では、太陽光と組み合わせた点滴灌漑を使えば、効果的に土地を潤せて作物の生産効率も上げられる。
太陽光発電による電力が、耕地への水の供給に役立てられている。
イタリア・サルディーニャ島で広がる、
農業とソーラーの大規模コラボ
地中海に浮かぶイタリアのサルディーニャ島で、農業と太陽光を……
text: Yukinobu Kato
EARTH JOURNAL VOL.05より転載