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新会社設立によって、日本の農薬は安くなるか?

農協改革の動きのなかで、ひとつの焦点となっている肥料や農薬・農業機械などの価格の問題。その問題を解決するため、新しい会社が設立されようとしている。

農薬は高い?
新会社の設立へ

日本の農業において、農業資材の値段が海外に比べて高いことが指摘されており、改善すべき課題として議論されている。そのような中で、JA全農と三菱商事株式会社の2社は、農薬の登録・製造・販売を行う「Z-MCクロッププロテクション株式会社(仮称)」の設立に合意した。

JA全農が持つ農薬研究開発などの強みと三菱商事の持つ農薬事業の海外ネットワークなどの強みを合わせることで、その相乗効果を狙いたい考えだ。

新会社では、まずは国内外非農耕地向けに農薬の拡販をめざすほか、ジェネリック農薬の調達を推し進める方針だ。これにより、高いと言われ続ける日本の農薬がどうなるのか、今後注目したいところである。


文/kuma kuma

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