積雪による農作物への影響を防止するポイント
2018/03/06
■園芸施設
融雪期にあっても気象情報に留意し、大雪等が見込まれる場合には「積雪及び寒害に伴う農作物等の被害防止に向けた技術指導の徹底について」に基づき、対策を進めるとともに、融雪期の対策に当たっては、融雪水のハウス内への侵入を阻止するため、施設周囲の「額縁排水」に努める。
また、施設各部の損傷や被覆資材の緩み等を点検し、保守を行う。
■畜産
融雪水が畜舎や飼料庫、家畜ふん尿処理施設等の施設内に入らないように、排水路の確保等に努める。
また、飼料作物に雪腐病の被害が懸念される場合や、播種作業を早期に開始する場合には、必要に応じて融雪促進剤を散布する。
融雪による道路の寸断等により農場への飼料等の搬入停止が懸念される場合には、「台風等災害発生時の家畜飼養の継続に向けた指導の徹底について」に基づき、飼料、燃料などの計画的な購入に努める。
作付している品目により注意すべきポイントは異なるが、まずは人命保護が最優先。落雪の恐れのある屋根に上ったり軒下は歩かないようにするなど、安全確保は徹底しながら、施設や農作物の復旧対応にあたることが大切だ。
問い合わせ
生産局農業環境対策課
担当者:白垣、三村(全般)
TEL:03-3502-8111(内線4760)
ダイヤルイン:03-3593-6495
FAX:03-3502-0869