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成功する農業! 現実的な「採算計画」の立て方3ヶ条

第3条 効果的な利益確保に向けて!
売上と変動費の調整

売上と変動費を調整するには、作型ごとに計算してみると分かりやすい。
旬の時期はリスクが少なく変動費も低い傾向にあるが、それはつまり、他の生産者も栽培しやすく、出荷量が増えるため、販売単価が低くなりやすいということでもある。旬の時期から外れると、この逆になる。

これらを考慮して、単一品目を生産する場合は、旬の栽培では出荷量を多く、旬から外れた栽培では少なくして利益を調整してみよう。
複数品目を生産する場合は、例えば4~9月はキュウリ、9~12月は大根といった具合に栽培期間が被らない品目を組み合わせて栽培を行う。各品目の旬に合わせた栽培を行えば、費用が抑えられる代わりに、販売単価も低くなるため、どの作型を組み合わせるかがポイントとなる。
これらに伴い栽培計画にも修正を加え、採算計画の作成は完了となる。

 

まとめ

うまく計画を立てられたときには達成感があり、どうやっても利益が出ないときには絶望するかもしれないが、採算計画の作成は楽しい作業である。だが、本番はその後だ。計画した売上を達成できず、楽観視していた過去の自分を殴りたくなることがあるかもしれないが、目標達成に向けて、ぜひ頑張ってもらいたい。

 

 

プロフィール

豊田 潤

青森県出身。2010年、弘前大学農学生命科学部応用生命工学科卒業。建設コンサルティング業、養豚業などの経験を経て、循環型社会の取り組みに関心を持ちアルファイノベーション(株)へ入社。約5反の農地で一から栽培を始め、現在は青ネギ生産リーダーとして栽培管理や現場スタッフの育成を行いながら全体の採算管理および企業の新規農業参入コンサルティングを行っている。

アルファイノベーション(株)

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