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引き継がれる代々の想い。草刈機が担う安心の農作物と3代目の挑戦

持続する農業に向けて、さまざまな取り組みが各地で進められている。今回は、代々の思いを引き継ぎながら、新しいことに果敢に取り組む、松尾農園の3代目に話を伺った。

苦労して作る農家でよいのか
安心・安全な農業を
模索する3代目

福岡県南西部に位置する八女市は恵まれた自然環境により、古くから農業が盛んな地域だ。同地でニンニクを生産する松尾高生さんは松尾農園の3代目であり、農薬や除草剤を使わない農業も先代から引き継いだ

「農家が体を壊しながら作る。これでいいのかと親父は考えていました。当時はこの農法はアウトローでしたから相当苦労していましたね」。

米の裏作で挑戦したニンニクを同じような方法で作るのは当然の成り行きで、2年の苦労の末に生産グループも作り、今は生協に出荷するまでに安定した。また6次産業化は収穫時期以外の収入の安定につながると考え、2007年からは黒にんにくの生産・加工も始め、通信販売に着手した。

「じいさんの代は美味しいものを作ろう、でした。親父の代は安心・安全、私は両方をとりたいと思っています。美味しくてかつ、安心・安全なもの。さらに農家が体を壊さない、食べて元気になるというのが使命ですね」。
 

松尾農園を支える草刈機
ラビットモアー RM983F

ニンニク畑では畑を休ませるためや、害虫除け、連作被害を防ぐためにもイネ科の草を植えている。植え付け前の9月上旬、畑ではソルゴーをラビットモアーで刈っていた。「刈った草は土に還りミネラルとなるんですよ」。草刈りと同時に、美味しい作物を育てるのに欠かすことのできない土壌が作られているのだ。

「ラビットモアー1台で5人分の仕事はしてくれています。ハンドリングも良くてむちゃくちゃ気持ち良く刈れます。草刈りって面倒ですが、RM983Fはそれを面白いに変えてくれるんです。生産性も上がり助かってますね」。

 

アトラクション型農業で
広げる農への関心
目指すは“魅せる農業”


ニンニクマン姿の松尾高生さん。本当は恥ずかしがり屋だとか。

一方ではYouTubeチャンネルやSNSでの発信など、農家の肩書きを超えた活動にもアクティブに取り組んでいる。自作のコスチュームに身を包み、ニンニクマンとしてマスコミや展示会などに登場。「作物には口がついとらんけん、並べとるだけじゃ良さが伝わらんですけんね」。その言葉には作り手としての思いが滲む。

収穫体験などを通じてお客さんに近づきたいという松尾さん。まずはニンニクと土をセットにした栽培セットや、VRを使ったバーチャル草刈り体験などを考えているそう。背景にあるのは“魅せる農業”という考えだ。「体験して面白がってもらえれば、農に興味をもつと思うんです」。同社が掲げる『百姓が地球を救う』には将来、畑や作物に関心をもつ人がより増えることも想い描かれ、今はその未来に一歩ずつ近づいているところ。安心・安全で健康な作物を作る伝道師として、松尾さんは今日も畑で汗を流している。

PROFILE

株式会社松尾農園グループ 代表取締役

松尾 高生(まつおたかお)さん

1979年、3代続く農家の長男として福岡県・立花町(現在の八女市)に生まれる。黒ニンニクのほか、タケノコとキウイも農薬不使用にて生産。
にんにく畑やキウイ畑の日々が満載! YouTube「松尾農園ちゃんねる」はコチラからどうぞ!
 

DATA

RABBIT MOWER RM983F

¥1,155,000(税込)
高負荷時には、自動で4WDに切り替え。さらに4WD乗用草刈機では、もっとも低い全高で作業が安全。

 

問い合わせ

株式会社オーレック
TEL:0943-32-5002


AGRI JOURNAL vol.21(2021年秋号)より転載

Sponsored by 株式会社オーレック

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2021/10/13発行

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