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根張りや微生物の活性化に! 有機農家の自慢のレタス栽培の裏に万田酵素の“土づくり”あり

フードサービスのカット野菜用に栽培するレタスは、元気いっぱいで、しかもかなり大きい。「これには“土”が大事なんです」と語る農家、小中将史さんの土づくりを、万田発酵の植物用肥料が支えている。

栄養満点の土から生まれる
有機農家の自慢のレタス

モリモリと大きく成長したレタスをひと口いただくと、ジュワっとした水分とともに、ほのかな甘味が広がった。

「かむと甘いでしょう? シャキッと張りがあるレタスだからこういう味になるんですよ」。

ここは広島県竹原市、瀬戸内海のそばにある畑でレタスの有機栽培を行う一笑農芸。代表の小中将史さんは、約6ヘクタールの農地で秋から春にかけてレタスの栽培・収穫を繰り返し、契約している食品メーカーに出荷する。

「よく締まった甘いレタスにするには土の環境が大事。土づくりには特に力を入れています」

この土が元気の源!

小中さんの土づくりに欠かせないのが、同じ広島県にある万田発酵が開発した植物用特殊肥料「健康農業のための万田酵素」。土中の微生物に働きかけて作物の栄養となる窒素やリン酸などを増やし、健全な育成をサポートするイメージだ。

多様な種類の成分を含む「健康農業のための万田酵素」は根張りや微生物の活性化に効果的。小中さんは希釈した「健康農業のための万田酵素」を苗に直接浸けたり、定植時の灌水に混ぜたりして、根周りの土への作用を狙う。

「それらの栄養素を無理やり与えるのではなく、レタスが必要なときに必要な分だけ摂取させていく。土さえ良ければ栽培の好循環ができて苦労せずともしっかり育つんです。有機栽培農家にとっては非常に有効なバイオスティミュラント資材だと思います」。

 

取材協力

一笑農芸

小中将史さん


静岡県の農業系企業を経て故郷の広島へ戻り、竹原市で就農。主に食品メーカーが提供するフードサービス用のレタスを有機栽培する。フードサービス主催の生産者アワードではレタスの高い品質が認められ、優秀賞を授与された。

健康農業のための万田酵素


健康食品で知られる万田発酵は、独自の発酵技術を活用して約20年前から植物用の肥料をリリースしている。こちらは年間定期契約者限定で使える植物用特殊肥料。有機JAS表A.I適合資材なので有機農家も安心して使える。

 

問い合わせ

万田発酵(株)お客様満足室
TEL:0120-85-3181


文:本多祐介
写真:冨岡誠

AGRI JOURNAL vol.35(2025年春号)より転載

Sponsored by 万田発酵株式会社

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