グローバルGAP認証を受けて、海外輸出に成功!
2017/05/17
被災からの復興へ……
そんな松本農園だが、2016年の熊本地震では、少なからぬ被害を受けた。従業員にも被災者が多く、やむなく離職された方もいるため、現在は一時的に規模を縮小。復興を目指しているという。
松本農園では、グローバルGAPの認証取得導入への支援を現場に即した形で他農園へ提案したり、各種認証取得の支援を行ったりしている。それらの取り組みは、現在徐々に広がっており、農業法人だけでなく、小規模な農家から農業法人、企業の農業参入者、そしてJAにも広がりつつある。松本農園の社員は言う。
「グローバルGAPが難しいとか言っている人に限ってグローバルGAPの審査を受けた人はいない。発展途上国の農家でも取り組んでいるのに日本の農家が取れないと言っているのが不思議です。安全安心だけでなく、農業経営のあり方にも好影響があるのに」。
一度グローバルGAPのような国際認証に触れてみてはいかがだろうか?グローバルGAP取得のメリットは、本記事からご理解頂けたことだろう。
”国際的に安全管理の評価を得ている農産物”であると認められるという「グローバルGAP認証」。そもそも「グローバルGAP認証」とは何か?また、その取得の流れや、取得後の気になるメリットについて説明する記事はこちら。
Text: Reggy Kawashima