注目キーワード

生産者の取組み

若手男前農家集団『トラ男』の米が売れている理由

作る人と食べる人を
もっと近づけたい

「『食べる人のコミュニティで、作る人を支えよう』というのは昔からありますが、支える人は地元だけでなく、全国どこにでもいていいと思いました。食べる人も作る人も家族のようなものだという気持ちで始めたのが、毎月お米とセットでご飯のお供が届くサービスです。また、お客さんに美味しい炊き方を知ってもらうため、積極的にワークショップなども行っています」。

5年の活動を経て、繋いで来た人と人を、今度は地元、そして東京でつなぐ動きが今始まっている。10月はじめ、「おむすびスタンドANDON」が、東京の新拠点として日本橋本町に立ち上がった。目の前は日光街道。かつて流通の拠点となっていた旧五街道の一つだ。そして、もう一つの拠点を、地元の鷹ノ巣駅前に構え始めている。

「もちろんファンの方々とはネットでも繋がっていますが、よりリアルに感じてもらいたいと考えた時、店舗で実際にやり取りするコミュニケーション以上はないなと感じたんです。目の前でおにぎりを握って、食べてもらい、ありがとうと言ってもらえる。もちろん東京でもそうですが、大事なのはそこと繋がっている地元にも拠点があること。どんどん人が集まる場所がなくなっている。東京だと当たり前のように人が集まる場所はあるけど、その環境をここ秋田にも作りたいんです。僕自身が寂しいんですよ、誰かに会いたいと思っても会えないんですもん(笑)」。

農業界の起業家として注目されている武田氏だが、その根本は何よりも人が好きであり、地元が好きだということ。東京拠点のリーダーを第二の武田として育てながら、地元農業の再生を胸に、農家とファンのつながりを生み出し続けている。

若手男前農家集団「トラ男」


photo: Yuma Funabashi text: Tomomi Imai

『AGRI JOURNAL』vol.5より転載

< 12

関連記事

特集企画

アクセスランキング

  1. いま人気なのはコレ! 押さえておきたい「売れ筋トマト品種」15選
  2. 草刈のプロに聞いた! 農家のお悩み別「刈払機選び」のポイント
  3. 成功する農業! 有機肥料と化成肥料の基本とやり方を徹底解説
  4. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  5. ドローンに免許制度が導入される! 航空法改正で農業ドローンはどうなる?...
  6. あのランボルギーニから最新モデル!? クールな「高機能トラクタ」5選
  7. 10年掛かる土壌改良が短期間で可能に! 天然腐植物質に含まれる「フルボ酸」の効果とは...
  8. アフターコロナで農業はどうなる? 人々の農業観に変化はあったのか
  9. アゲトラ・コンプリートからDIYペイントまで! 軽トラカスタムがアツい
  10. 農業に役立つアイテムを抽選でプレゼント! 応募受付は2021/6/30まで!

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.19|¥0
2021/4/15発行

お詫びと訂正