高濃度トマトが大人気に! その秘密はPR戦略!?
2018/04/25
オスミックトマトの
プロモーション戦略
多くの消費者にオスミックトマトを知ってもらうため、野菜の販売方法としては例を見ないような積極的な姿勢で、各メディア、SNS、イベ ント開催など様々なアプローチでPRを行う。
店頭:試食販売やPR動画でアピール
タブレット端末でのPR動画の再生で、消費者へ興味を喚起しつつ、試食販売の実施店舗を積極的に増 やし、売り場で直接おいしさを伝えている。
公式HP・SNS:「公式アンバサダー」 を任命しPR
SNSのユーザーから、オスミックトマトのアンバサダーを広く募集。任命したアンバサダーに商品を配布し、SNSでおいしさを広めてもらう施策を行っている。
イベント:メディアや SNSとの合わせ技
親子やインフルエンサーに向けて、オスミックトマトを使った料理・試食イベントを実施。コンテストにも参加し、「FOODEX美食女子」グランプリ2018では金賞をはじめ複数の賞を受賞。
メディア:ターゲットに幅広く情報発信
プレスリリースを積極的に配信するなどメディアに対するPR活動を行い、TV番組、新聞、雑誌、WEBメディアにて継続的に取り上げられている。
広告・インパクトのある露出を仕掛ける
雑誌広告のほか、2018年6月からはオスミックトマトの顧客層と親和性の高いマタニティマークとのタイアップで電車広告を掲出予定。
三菱地所と合弁会社設立
更なる生産・販売強化へ
2018年2月26日、株式会社オーガニックソイルは三菱地所株式会社と共同で「株式会社メックアグリ」を設立した。3月には、千葉県千葉市において太陽光利用型環境制御ハウス(4,356㎡)の設置工事に着手、6月には定植を開始し、年間を通して「オスミックトマト」を栽培予定。当初の取り組みとして、約80トン/年の生産・ 販売を目標にしている。「オスミックトマト」の市場のさらなる広がりが期待される。
DATA
株式会社オーガニックソイル
TEL:03-5623-5444
photo: Daisuke Tsuzuki, Tomoko Kotaka
text: Kousuke Ooneda
『AGRI JOURNAL』vol.7より転載