売上も好調! 十勝の牧場で女性が活躍するワケって?

環境に配慮した放牧酪農を実践している十勝しんむら牧場では、全15名の従業員のうち9割が女性。女性が活躍しやすい勤務体制とは? また、女性ならではの商品への工夫が売上アップに繋がった? 十勝しんむら牧場の気になる実態に迫った!

ライフステージに合わせた
勤務体制で女性活躍!

環境に配慮した放牧酪農を実践し、その生乳を原料にした乳製品や菓子製造を行う「十勝しんむら牧場」では、全15名の従業員のうち9割が女性。20代から40代までの女性従業員を束ねている、代表の妻・新村恵理さんは、こう話す。

「女性らしいきめ細やかな気づきは、品質管理、加工や販売の部門でも欠かせない能力です。衛生管理のリーダーはすべて女性が担っていますし、接客サービスの向上にも繋がっています」。

加工・販売部門のリーダーはすべて女性が担っている。製造工場、店舗の衛生管理も徹底。

女性社員が製造、加工、梱包などすべての行程を手掛けた商品は、メディアでも度々取り上げられ、主力商品のミルクジャムをはじめ売上が好調。「自社製品食べ放題」 という制度を導入しているため、新しいフレーバーや食べ方など商品開発に対する女性ならではのアイディアも続出しているという。

「販売・加工部門を支える子育て世代のパート社員は、最大週3日程度の出勤で組むなど、ライフステージに応じて無理なく働いてもらえるよう心がけています。多様な経歴を持つ女性も増えており、これからも働きやすい環境づくりを整えていきたいですね」。

季節によって生乳の成分が微妙に変わる放牧酪農において、安定した品質に仕上げるためには女性の細やかな感性が重要。写真は、人気のミルクジャム。


photo&text: Yukiko Soda

AGRI JOURNAL vol.07より転載

PICK UP
注目記事

RANKING

  1. 1
    天然保水性ポリマー「EFポリマー」が土を「資産」に変える。高温・乾燥に挑む2人の経営戦略
    天然保水性ポリマー「EFポリマー」が土を「資産」に変える。高温・乾燥に挑む2人の経営戦略
  2. 2
    下水汚泥を使いやすい茶用肥料へ 鹿児島で進む「産官学農」連携の資源循環
    下水汚泥を使いやすい茶用肥料へ 鹿児島で進む「産官学農」連携の資源循環
  3. 3
    大根を太く、美しく! 微生物資材と有機肥料で取り組む都市農業の土づくり
    大根を太く、美しく! 微生物資材と有機肥料で取り組む都市農業の土づくり
  4. 4
    【2026年最新版】「バッテリー式刈払機」の選び方。各メーカーおすすめ機種はコレ!
    【2026年最新版】「バッテリー式刈払機」の選び方。各メーカーおすすめ機種はコレ!
  5. 5
    【農水省】来年度概算要求を読み解く、消費税引き下げへの対応と営農継続が課題
    【農水省】来年度概算要求を読み解く、消費税引き下げへの対応と営農継続が課題

MAGAZINE

vol.41|¥0
2026/10/01発行

PRESS