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生産者の取り組み

元ヤン農家とヘアサロンがコラボ! 若者に農業の魅力を伝えるアイデア

使われていなかったトラクターを
リノベーション!

最後は、倉庫の奥で眠っていたトラクターのリデザインだ。

これまで世界各国で様々なデザインを手がけてきたミツモリ氏も、トラクターは初めて。そのため、形やイメージはベジフルファーム代表の田中さんが自らアイデアを出して進められたという。

もともと青色だったトラクターは鮮やかな緑色に塗装され、ロゴやステッカーでクールにラッピング。

始めはエンジンがかからず苦戦したが、田中さんが修理に取り掛かり無事に走り出した。

今後はこのトラクターがベジフルファームのシンボルとして活躍してくれるだろう。


クリエイティビティを発揮すれば
農業の未来は変えられる

今回のプロジェクトを通して、「農作物からトラクターまで何に対しても丁寧な彼らの仕事ぶりを見て、期待値以上を目指す勢いと人間性に感銘を受けた」と語ったミツモリ氏。

農家の人手不足や後継ぎ問題が深刻化している現在の日本。こういったクリエイティブな活動をきっかけに、農業に興味を持つ人が増えてくれたらと願うばかりだ。


photo:Yusuke Okada/Keiko Tanabe

DATA

TOUCH by OTAKU project

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