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生産者の取り組み

元ヤン農家とヘアサロンがコラボ! 若者に農業の魅力を伝えるアイデア

千葉県の農業団体「ベジフルファーム」と、大阪府のヘアサロン「LINE hair salon」がコラボして実現した、"農業をカッコよく"するデザインプロジェクト。先日写真が公開されたが、果たしてどんな作品に仕上がったのだろう?

前記事:「農家とヘアサロンがコラボ!? 農業をもっとカッコよく!」はコチラ

今注目の元ヤン農家と
ヘアサロンがコラボした新企画

千葉県の農業団体「ベジフルファーム」。社員が元ヤンキーで構成されているという独自の体制と生産への取り組みが評価され、日本で最も”強面でエキサイティング”な農業として注目を集めている。

この度、大阪府にあるヘアサロン「LINE hair salon」の代表・ミツモリ氏が手がけるデザインプロジェクト「TOUCH by OTAKU project」とベジフルファームがコラボした撮影が行われ、今夏公開された。

「農業をカッコよく」という思いの元、農家とヘアサロンのタッグによりどんな化学反応が生まれたのだろう。

オシャレなだけでなく
機能性を重視したスタイルに

まず、ミツモリ氏は彼らのヘアスタイリングやメイクに取り掛かった。得意のカットやアレンジでオシャレさを演出しつつ、農作業の邪魔にならないようスッキリと仕上げるのがポイントだ。

普段仕事の時はあまりメイクをしないというベジフルファームの女性スタッフたちも、鏡に映ったいつもと違う自分に照れながら、嬉しそうな笑顔を浮かべていた。

作業着も動きやすく
カッコよく!

次に進めたのは、作業着のデザイン。仕事中に着用するため見た目はもちろん機能性が問われる。

そこで、作業着自体はシンプルな既成品をベースに、カラフルなワッペンを散りばめることで遊び心をプラス。ベジフルファームらしい1着が完成した。


新しいヘアメイクと作業着を纏った姿は誇らしげで、畑や仕事場の風景によく映える。

外作業が主な農業では「汚れてもいいように」と着るものや髪型を選ばなくなってしまう人が多い。しかし、自分が気に入ったスタイルで農作業を行うことで、彼らのように新たな楽しさを発見できそうだ。


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