注目キーワード

最新技術

スマート農業を、「儲かる」農業にするには?

「儲かるスマート農業」実現のポイント

aj0805_02

講演のタイトルにある「儲かる」とは「持続的」ということを意味する。現状のスマート農業は投資額が高く、生産物の付加価値が低いため、経営を持続させることが難しい。加えて、ロボットに互換性がない、法規制があるなどの問題がスマート農業の普及を妨げている。

そこで、農業とICTやIoTを組み合わせてアメリカに次ぐ農業大国となったオランダのヴァーヘニンゲンにある「フードバレー」に学び、大規模な規制緩和と儲かる農業に的を絞った研究開発・実用化、そしてそれをオープンイノベーション化ができるかが、今後の日本のスマート農業のポイントとなってくる。

緯度の高低差が大きく様々な気候がある日本において儲かるスマート農業が確立されれば、農産物を売るだけでなく、技術そのものを世界各国に輸出できる可能性も持ち合わせているため、ビジネスチャンスは益々広がっていくことだろう。


Text:Akiko Okawa

< 123

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. プロ農家向けECサイトが誕生! 老舗農業資材メーカーが立ち上げたAGRIDEPOT(アグリデポ)の特徴は?...
  2. 花き栽培の大敵「土壌病害菌」を微生物のチカラで攻略!
  3. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  4. 環境統合制御システム×木製ハウスが実現する、 持続可能なスマート農業化とは?...
  5. 東京オートサロン2024でみつけた、最新の軽トラカスタム一挙公開!
  6. 70%削減! 家畜のメタン排出を削減する、海藻が主成分の飼料添加物とは
  7. ハイスペックで格好良い!「次世代軽トラ」の実力
  8. 最初に混ぜるだけでOK!? タマネギ栽培に欠かせない便利な肥料
  9. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  10. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.33|¥0
2024/10/09発行

お詫びと訂正