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スマート農業を、「儲かる」農業にするには?

スマート農業には高付加価値が大切

【従来型マーケティング】

図表-1
【新たなマーケティング】

図表-2

<単一の高付加価値商品に特化するのではなく、顕在化しつつある多数の高付加価値商品を並行生産するのが、新たなトレンドに。(生産品目は柔軟に変更)>

すでに数多くの植物工場が稼働しているが、中には経営が思わしくない企業もあるという。その実情を三輪氏は「スーパーカーで一般道を走っているような状態」と例える。

植物工場が普及したことで無農薬や洗わなくていい野菜が広く出回るようになり、そうした今では付加価値とみなされなくなった生産物に対して設備がオーバースペックなのだ。そこで、今後は珍しいヨーロッパ野菜や高ビタミンいちごなど、ニーズのある新しい価値を探るマーケティング戦略が重要となる。露地栽培を置き換えたものではなく、高付加価値農産物に適した工場こそが次世代型工場のあるべき姿なのだ。

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