注目キーワード

最新技術

イチゴの収穫量をAIで予測! キヤノンITSが新プラットフォーム開発

キヤノンITソリューションズが、新しいAIプラットフォーム「LaiGHT」を開発した。AIエンジニアの一連の作業を効率化するためのさまざまな機能を搭載。スマート農業ソリューションの開発プロジェクトにも活用されている。

AIエンジニアの作業を効率化
農業プロジェクトにも活用

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)が、AIプラットフォーム「LaiGHT(ライト)」を新開発した。

LaiGHTは、学習データ管理、計算リソース管理、学習結果視覚化などの機能を備えており、AIエンジニアの一連の作業を効率化できる。名前の由来は、LIGHT(明かり)+AIで、「AIで世界を明るくするためのシステム」という意味が込められている。



現在、このLaiGHTをプラットフォームとし、九州大学大学院農学研究院 岡安崇史准教授と連携して、キヤノンのネットワークカメラを活用した新たなスマート農業ソリューションの開発プロジェクトが進行中だ。LaiGHTは、「カメラの映像からイチゴの生育状況を数値化するAI」や、「生育状況と温度・湿度などの環境データからイチゴの収穫量を予測するAI」の開発などに活用されているという。

キヤノンITSは、このLaiGHTを中核として、さまざまなAIを柔軟かつ安価に開発できるように環境を整備していくという。


AIプラットフォーム「LaiGHT」を活用したソリューション(出典:キヤノンITS)

 

DATA

キヤノンITソリューションズ株式会社

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. バイオスティミュラントの最新動向と基礎知識を学べる!協議会がセミナー開催...
  2. 強力な多年生雑草もすっきり一掃! コメリのおすすめ除草剤「マルガリーダ」とは?...
  3. 業界初!60度の急斜面でも草刈り可能な草刈機「ベローン」で安心・安全&ラクな作業へ...
  4. 病害虫を特定!農薬検索・購入までできる診断アプリ「エクスペスツ」体験レポート...
  5. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  6. 手強い雑草を制しつつ、環境にも優しい? “二刀流”の除草剤を使いこなせ!...
  7. 薄緑の葉色は「鉄欠乏」のサイン? 予防と対策は?
  8. フリーマガジン「アグリジャーナル」最新夏号7/19(金)発行!
  9. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  10. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.32|¥0
2024/07/19発行

お詫びと訂正