再エネ・最新技術

価格にも注目! 直進自動操舵ができる三菱農業機械の『SE-Navi』

これまでスマート農機市場に対して静観の構えを見せていた三菱農業機械が遂に沈黙を破り、直進自動操舵装置『SE-Navi』の販売を開始した。国内4メーカーで後発となった本製品には、他社製品にない魅力が詰まっていた。

衝撃の価格と性能のバランスで
直進自動操舵を実現!

三菱農業機械の『SE-Navi』は、農業設計情報社と共同開発、手持ちのトラクター・田植機に後から装着できる形態として圧倒的な低価格を実現した直進自動操舵装置。メーカー希望小売価格は60万480円(税込)~の値段で買える低価格のため、「試しに使ってみたい」という方にも対応する。

搭載機能はシンプルに直進自動操舵のみ。有人監視下の自動運転や2台協調制御といった複雑な機能は搭載していない。可能となる作業は、トラクターでは耕うん、代かきなどに使用でき、田植機では植付作業ができる。今後もアップデートを予定しており、より対応作業は拡大予定だというから、汎用性も充分だ。GPS測位により自機の居場所を制御する仕組みは既存製品と同じだから、作業精度の高さは引けを取らない。

システム構成は、ハンドル下に装備する操作パネル・受信機など。可搬式のGNSS無線基地局、基地局を立てる三脚、タブレット端末、タブレット台などは別売だが市販のものを使用できる。


受信機


移動基地局(別売りオプション)


ハンドル

初心者でも操縦できる
使いやすさとシンプルさ

試乗した筆者は、農学部を卒業後約20年、ほぼ農機運転から離れていた本物の初心者。乗車前は不安もあったが、その操作は拍子抜けするほど簡単だった。

まずトラクターに乗り込む前に、基地局を立ててスイッチを入れる。続いてトラクターに乗り込みエンジンを掛けて待つこと約10分。電波を受信できる状態となる。タブレット端末の初心者でも簡単に操作できるように開発されているアプリを起動させて、直進自動操舵を行うための地点登録を行った。後は自動操舵するのみ。


ハンドル下に搭載した操作パネルで地点登録などを行うが、その様子はアプリを入れてタブレット端末で確認する。

ギアを入れて発進すると……驚くほど安定して直進する。ハンドルを握る必要がないのだ。試しにハンドルから両手を離して万歳してみるが、意に介さず直進を続けてくれた。習熟者には、ハンドル操作から解放されることでの負担軽減の効果が期待できる。

最も大切な作業の仕上がりは、ご覧の通り。初心者の筆者でも見事に一直線に耕うんすることができた。これはつまり「誰でも簡単に、習熟者並みの直進作業が可能である」ことを示している。

『SE-Navi』は圧倒的な低価格と扱いやすさ、それに充分な作業精度を有しており、スマート農機導入に最適なモデルだ。ご興味を持たれた方は是非、三菱農業機械に問い合わせてみてほしい。

<製品概要>
三菱農業機械のトラクターGA/GM300~550 キャビン仕様・GA/GM301~551 キャビン仕様・GAK330~550,・GAK331~551、田植機LE60D/D2/AD、LE80D/ADに対応(今後アップデートされ対応機種は拡大予定)。

問い合わせ

三菱マヒンドラ農機 営業戦略統括部


Text:Reggy Kawashima

Sponsored by 三菱マヒンドラ農機

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