多品種栽培が可能な最新「コンテナ植物工場」に注目!

日本農業の救世主と期待されてきた植物工場。これまでは単一大量生産が主流だったが、いまはコストを抑えつつ、市場ニーズに細やかに対応できる少量多品種生産が求められている。果たして、それは可能なのか?

太陽光発電を取り入れ
運転コストを最小化

これまでの植物工場には、電気代がかかりすぎるという大きな課題があった。温度・湿度の管理から風量や光量の調整まで、植物工場には多くの電気が使われてきた。栽培環境の制御には電気を使わざるを得ないが、電気代が経営を圧迫し、植物工場を儲からない事業にしてしまっていたのも紛れもない事実だ。

日栄インテックグループのコンテナ植物工場「スーパーアグリプラント」は、太陽光発電設備を搭載することにより、この課題を解決する。
コンテナ上部に太陽光パネルを設置し、自家発電を行うことで、1日の電気使用量の約⅓を賄うことができるという。

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写真:太陽光パネルを搭載したコンテナ(千葉工場実証プラント)。連結可能なのでスペースに合わせた導入が可能。標準タイプ(6ユニット連結)/幅14,675mm

 

高気密・高断熱により
省エネ性能を追求

植物工場のために独自に開発されたコンテナは、優れた気密性と断熱性を誇る。コンテナの壁には、外側のカラー鋼板と内側のステンレス板の間に、発泡ウレタンを装填。外部の影響を受けにくいので、内部環境の制御にロスが少なく、無駄な電気を使わずに済む。
コンテナの基本性能を高めることで「省エネ」を実現し、電気代の節約に結び付けているというわけだ。太陽光発電による「創エネ」と相まって、ランニングコスト削減効果は極めて大きい。

運搬コストを抑える
ノックダウン方式を採用

このコンテナは、設置場所への輸送効率にも優れている。高気密・高断熱を誇る精緻な設計でありながら、「ノックダウン方式」を採用しているのだ。これはコンテナそのものを折りたたむことができる方式であり、輸送効率は従来の約2倍。運搬コストの削減に直結する、特長の一つだ。

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