農業プラットフォームと葉色解析サービスがタッグ! 農家間での情報交換の場を提供開始
2020/06/19
農業プラットフォーム「agmiru」は、葉色解析サービス「いろは」と連携して「agmiru×IROHA」の提供を開始した。画像の解析結果についてユーザー間の意見・情報交換ができる場になる他、解析結果をもとに必要な資材を購入することも可能だ。
情報のプラットフォームに
葉色解析「いろは」追加
オープンイノベーション農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」の新サービスとして、葉色解析サービス「いろは」と連携した画像解析サービス「agmiru×IROHA」の提供がスタートした。「agmiru」とは、SBテクノロジー株式会社、リデン株式会社が提供している、情報のプラットフォームサービス。農業資材の比較・購入サービスや、農業ニュース、農家コミュニティ、市況情報など、様々な農業データを利用できる。
一方、今回新しく連携となる「いろは」は、株式会社スカイマティクスが提供している、農地画像を利用した葉色の診断・管理サービスだ。ドローンで自動撮影された画像を「いろは」にアップロードすると、自動的にデータ化される。
その作物データに、最新の画像処理解析技術とAI技術によって最適な解析が行われることで、作物の生育状況や農地の状態が見える化される。また圃場ごとクラウド上に保存されるため、いつでも簡単に確認できる。
雑草・害虫・倒伏・生育ムラ、どんな圃場でも農家の目の代わりになってチェックされるので、農作業の中でも特に労力のかかる「葉色確認」「生育管理」の負担をグッと減らしてくれるのだ。スマート農業の需要が拡大する中、離れた農地や広大な農地を、スマートフォンからでもリモートで確認したいという「agmiru」ユーザーの農業者をサポートする狙いだ。
「いろは」の画像で意見交換
情報を深堀する場に
今回の「agmiru×IROHA」の提供により、「agmiru」ユーザーは、「いろは」にアップロードされた画像の解析結果について、コミュニティサービス内で意見交換が可能となる。若手農家やプロ農家、有識者など、幅広い人から意見を聞ける機会につながるようだ。
そして、ユーザー同士で結果を比較して、情報を深堀するといったこともできるため、思わぬ知見を得られる可能性がある。また、解析結果をもとに、必要な資材を資材購入サービスで購入することも可能だ。プランは以下の2つ。
プラン | 従量課金プラン | 年間定額プラン |
---|---|---|
年払 | 12,000円 | 180,000円 |
内容 | ストレージ上限 20GB 解析オプションなし(別途従量課金) |
ストレージ上限 100GB 解析オプションあり(一定量解析) |
・利用にはagmiru会員の登録が必要。同一IDでログインすることによりサービスを利用できる。
・解析オプションなど画像解析サービスについては「いろは」に準じている。
DATA
SBテクノロジー株式会社
リデン株式会社
株式会社スカイマティクス