政策・マーケット

選手村での食材提供だけじゃない! GAP取得の重要性

「GAP認証」推奨企業と
福島農家の成功事例

■ローソン
ローソンは、全国にある直営農場において「JGAP」や「ASIAGAP」の認証を取得。生産した野菜や果物、米などは、ローソンの店頭だけでなく、系統のスーパーやコンビニエンスストアでも販売している。

■コカ・コーラ
コカ・コーラグループは、緑茶飲料向けに、日本で調達する茶葉についてすべての農家に「JGAP」の認証取得を推奨している。

■農業女子が活躍する「まるせい果樹園」(福島県福島市)
7.5ヘクタールの農場でさくらんぼや桃、りんごなどを育てる果樹園。東日本大震災後、福島の風評被害により2011年の売上は例年の3~4割に落ち込んだ。

各地の復興イベントで果物を出品するも消費者へ安全性が伝わらず、顧客との信頼関係の構築が必要だと考えた同園は、生産工程管理による安全確保に取り組み、2013年に「JGAP」を取得。その後、客足は事故前の7割強にも及んだという。

さらに、これまで取引のなかった大手量販店でも果物の扱いを開始し、販路拡大にもつながった。


上記のように、取引条件にJGAP取得を掲げる企業や、認証取得により成功した農場も多く存在する。農産物の”国際標準化”が求められる今、GAP認証取得について、検討してみてはいかがだろうか。

DATA

認定NPO法人GAP総合研究所

日本唯一のGAPのシンクタンクとして、東アジアのGAP指導と農産物のブランド化を支援する組織として2015年1月に設立。普及に向けて「JGAP/GlobalGAPの指導者の育成と現地指導」「農産物のブランド化の支援」「日本の農業者の東アジア進出支援」を主な活動としており、GAP全体の日本での普及を推進している。

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