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日本最大級の農業就職フェア「Agric2018」開催!

長年、後継者や担い手の不足が問題となってきた農業界だが、最近は新規就農希望者、しかも若年の希望者が増加傾向にあるという。それに伴い、学生や社会人を対象とした農業就職イベントも増えている。

年々規模が大きくなりつつある新規就農者マーケット。各企業が求人にも力を入れる中、3月25日、東京・竹橋にて開催された日本最大級の農業就職フェア「Agric2018」(アグリコネクト株式会社/株式会社あぐりーん共同主催)を取材した

10回目を数える今回は、過去最多50社もの農業法人、農業関連企業が出展。また、今回のフェアに参加した学生や社会人は500名以上になり、若者世代に農業への関心が確実に高まっているのを実感する機会となった。農林水産省奥原事務次官の「ニッポン農業界の未来を担う若者へ」と題した基調講演では、若年人材への期待とともに、変革期にある日本農業界の目指す方向性が語られた。また、特別セミナーでは講師7名が登壇。農業界でのキャリア形成、農業の6次化、観光による地方創生、ICTを活用した最先端農業など、日本のみならず世界でも注目を集める農業の新しい形が提示された。

農水省が推進する「農業女子プロジェクト」とのコラボ企画である特別座談会「農業女子のワークライフバランス」では、女性の目から見た農業就職のリアルについて、先輩女子が本音トークを繰り広げた。座談会には多くの女性が集まり、関心の高さが伺われた。イベントに訪れた大学院生の「農業関係の仕事に就いて、農業の活性化に貢献したい」という話を聞いて、新卒学生が農業を就職先に選ぶことが、珍しくなくなる日も近いのでは、と感じた。

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