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<体験レポート>バッテリー式刈払機&チェンソーは果樹園でも使える?

バッテリー式製品の永遠のテーマであった「パワー不足とバッテリー容量の心配」が遂に終わりを迎える…? エンジン式と遜色のないパワフルさで、長時間使えるバッテリーツールがSTIHLから登場。その使い心地をレポートする!

バッテリー式製品の
デメリットが無くなる…!?

バッテリー式の製品といえば、一般的にエンジン式の製品に比べ、静かで軽量、操作が簡単、メンテナンスが容易などのメリットが言われている。しかしメリットが多い一方で、それ程には普及していないのは、パワーとバッテリー容量への不安があるからではないだろうか。

しかし今回ご紹介するドイツブランドSTIHLのバッテリーツール「コンパクト plus」シリーズは、バッテリー式のメリットを享受できるうえ、ハイパワーを確保し、長時間使用も可能であるという。

そんなことが本当に可能なのだろうか? そんな疑問を解決すべく、今回は果樹農家にモニターとして、体験導入を行ってもらった。


モニター製品を体験した三ツ井さん。

STIHLのバッテリーツール「コンパクト plus」シリーズを体験してくれたのは、長野県長野市で信州・マルサ果樹園を経営する三ツ井和哉さん。普段はエンジン式ツールを中心に使用し、チェンソーだけはバッテリー式をサブ機として使用している。

「祖父の代から使っているエンジン式の製品を自分も使っているのですが、メンテナンスの手間もありますし、音が大きかったり、重かったりするので、すぐに使いたい時はバッテリー式のチェンソーを使用しています。でも、そのバッテリーチェンソーのパワーが弱いので、パワフルなものがあれば使ってみたいと思っていました」。

そんな時に、農家仲間の間で評判のSTIHL製品のモニター企画を知り、その実力を試してみたいと応募してくれたという。

「性能によっては買い替えを検討しています!」と語っていた通り、その取り組む姿勢は真剣そのものだ。今回試してもらったのは、刈払機、チェンソー、ブロワー、ヘッジトリマーの4製品。早速レポートをお届けしよう。

軽くて疲れにくい!
ストレスフリーな刈払機

まず試してもらったのは、静かで軽量、そして充分なパワーを持つバッテリー式刈払機「FSA 56 plus」。一般的なエンジン式刈払機の重量がおよそ4~5kgなのに比べて、このバッテリー式刈払機はバッテリーを含んでも3.3kg。女性や高齢者でも楽に作業できる軽さが最大の特徴の刈払機だ。

実際の使い心地は?

「持った瞬間、あまりの軽さに驚きました! 普段使っているエンジン式は肩がけベルトで支えるのですが、コレなら両手だけでラクに作業できます。軽さだけでなく本体シャフトの長さとハンドル角度が調整できますし、操作もスイッチを入れるだけで簡単なので、妻や祖父母とも共有しやすそうです。

あとは、雑草を刈るパワーも全く問題ないです。柔らかい草だけでなく生い茂っている草でも気持ちよく刈ることができます。一方向でなく左右に往復で動かして刈り続けることができる(※)のも、ストレスが無いですね」。

※編集部注:カッティングアタッチメントがナイロンコードのため、キックバックが起こらない。


特徴的な刈払機の先端部分。リミットストップと呼ばれるバーがあるので、傷つけたくない部分をガードできる。そのため、樹の根元付近や障害物の近くでも躊躇なく作業できる。老舗らしいストレスを減らす心使いが現われたパーツだ。

チェンソーは切れ味に注目
バッテリー容量も問題なし

続いて試したのは、庭作業から少し手間がかかる剪定まで幅広く使える軽量チェンソー「MSA 120 C-B plus」。エンジン式チェンソーの販売台数が世界第1位のSTIHLだが、バッテリー式チェンソーの実力は……?

「予想より遥かにパワフルでびっくりしました! 普段使っているバッテリー式のチェンソーも気軽に使えることには満足しているのですが、いかんせんパワー不足でした。このSTIHLのバッテリー式チェンソーなら、根元から切り倒せますね。刃を当てたとき、刃が全く暴れずに、スッと木に入って行く感覚に驚かされました。例えるなら、豆腐を切っているみたいな感覚です(笑)」。


エンジンチェンソーが看板商品のSTIHLだが、チェンソーの刃はバッテリー式向けに専用設計されたもの。これによりSTIHL製品ならではの素晴らしい切れ味をバッテリー式でも実現している。

「コンパクト plus」シリーズではバッテリー2個が標準装備。一つを使い切っても、すぐに充電済のバッテリーと交換できるから、長時間の連続使用が可能だ。

予備バッテリーを使いまわせば、一日続けて作業できるのは嬉しいです。午前中の作業を2つのバッテリーで乗り切って、昼食時間中に充電すれば、午後も続けて使うことができます」。

バッテリーツール「コンパクト plus」シリーズにはバッテリーが2個、標準装備。

今回のまとめ

バッテリーツールのメリットである、「静か」「軽い」「操作が簡単」「メンテナンスしやすい」という点はもちろん、今回の刈払機でもチェンソーでも感じられたのはその「パワフルさ」。普段使用しているエンジン式と比べて遜色ないパワーで、余計な力をかけずに草刈り&剪定が可能であった。

実際にご自身でも試してみたい、という方は、1泊2000円~の「STIHL製品レンタル」サービスで検討してみるのもオススメだ。

次回は、ブロワーとヘッジトリマーの使い心地をレポート。お楽しみに!

問い合わせ

株式会社スチール
TEL:0285-51-1411
FAX:0285-51-1419

●ご購入はお近くのSTIHL販売店へ

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