注目キーワード

道工具・資材

人気沸騰間違いなしの新製品が続々! 日本上陸を果たしたスマート農機に注目

鉄骨ポリカハウス『がっちりHOUSE5』で知られる日本パワープラントが、スマート農機の販売代理業を開始したことは以前に紹介した。今回は実際の使用感について、話を聞いた。

スマート農機が日本上陸!

日本パワープラント(JPP)が販売代理店業務を行うスマート農機が、いよいよ日本での販売を開始した。今回は、販売店である、兵庫県豊岡市の但馬米穀代表取締役の木村さんにお話を伺った。

「当社は、米や食品の卸をメインに、プロパンガスの充填・販売なども行っています。地域の一次産業とエネルギー関連事業に携わる企業として、本気で農業を行う人に向けたハウスやスマート農機を販売するJPPさんの姿勢に共感し、JPP製品の販売店となりました。ほとんどの製品は日本に入って来ていて、当社でも購入して使用しています」。

取り扱っているのは、既存のトラクターに後付け可能なスマート操縦システムや、運搬から農薬散布まで対応できる多目的電動クローラ、完全自動走行も可能な無人電動乗用式モーアなど。中には、大ヒット間違いなし、という反響のある製品もあるという。

「JPPは『一部を改良すればもっと良くなりますよ!』と伝えると即、マイナーチェンジを検討してくれます。そんなところも、信頼できる点ですね。地元生産者向けに展示会を開催したところ早速『注文したい!』という声を頂いていますので、地域の農業を盛り上げるお手伝いができたらと思っています」。
 

 

注目したい
スマート製品4選

鉄骨ポリカハウス がっちりHOUSE5


左から日本パワープラント株式会社代表 村田聖さん、坪口農事未来研究所 平峰さんご夫妻

低価格+オフグリッドが可能なポリカハウス
但馬米穀の地元である兵庫県豊岡市の農業法人、坪口農事未来研究所は今春『がっちりHOUSE5』を建てて屋根上にソーラーパネルを設置した。

「実際に育苗で使ってみて、シミュレーション通り、普通のハウスと異なる日射状況を確認できました。パネルで適度に日射が遮られますし、空調設備も整っているので、作業しやすかったです。

当社は農業法人ですから、農業で食べていきたい。ただ、ここはコウノトリの里です。美味しくて安心・安全な農作物を作ることが最優先で、その過程が大切です。コウノトリが生きていくためには、そこに多種多様な生き物が共存していることが必須ですので、当社では農薬は極力使わないようにしています。そこで選んだのが『がっちりHOUSE5』です。農業を主体にしながら発電で収入を得ることができる、というコンセプトに惹かれました。

また、一般的なパイプフレーム+ビニールのハウスは、ビニールが破損するたびに大量のゴミが出ます。ところが『がっちりHOUSE5』は鉄骨+ポリカですからゴミは出ません。これも環境保全型農業を推進する当社としては、非常に大きな魅力に感じています」(平峰さん)。
 

DATA

鉄骨ポリカハウス がっちりHOUSE5

標準仕様は広さ8m×24m=192㎡ の鉄骨+ポリカーボネイト外板のハウス。オプションとして、太陽光発電、蓄電池のほか、ハウス栽培に必要なあらゆる装備が設定されている。

価格目安:ハウス本体のみ(8×24m1棟分)300万円~(工事費別・オプションにより変動)


 

スマート操縦システム



既存トラクターに後付け可能!
最も反響が大きいというのがFJD製の『スマート操縦システム』。所有しているトラクター、コンバイン、田植機に後付可能な直進アシスト機器だ。現在は旋回も可能な仕様を開発中で、将来的には自動操縦にも対応予定。

「弊社でも色々な圃場で実証実験を行っています。地元の生産者向けに展示会を開催したところ反応は上々ですね。実は技術が必要な単純作業が一番大変。それをアシストしてもらえると気が楽になります。現在普及している他社製品より遅い1.2km/hまで速度を落とせるし、価格も安い。本格導入したら確実に売れますよ!」(木村さん)
 

DATA

スマート操縦システム


販売予定価格:80万円


 

多目的電動クローラ



運搬から農薬散布までお任せ
リモート操縦、完全自動走行も可能な電動クローラ。アタッチメントを装着することで、耕うん、草刈、溝切、農薬散布といった多種多様な作業に対応できるようになる。

「残念ながらまだ弊社でも導入できていないのですが、今後の開発に期待しているスマート農機です。一台で色々できる、というアイデアが素晴らしい。運搬はもちろんのこと、草刈や昇降機をつけて果樹園で使ったり、それに建築現場でも使えると思います。二種類がラインナップされる予定で、特に小型タイプは使い勝手が良く、日本に向いていると思います」(木村さん)
 

DATA

多目的電動クローラ


販売予定価格:99万円


 

無人電動乗用式モーア



リモート操縦、完全自動走行も可能
但馬米穀が日本での1台目を使用しているというFJD製の無人電動モーア。自律運転するため住宅近接地でも夜間作業が可能で、農地だけでなくソーラーシェアリングの太陽光パネル下でも便利。広大な草地を管理するゴルフ場などから問い合わせも殺到中だ。

「今はお客様の声を収集している段階ですね。反響は驚くほど多くて、こちらが勉強になります。ゴルフ場での利用も想定していましたが『芝生化した学校の校庭で使いたい』という方もいらっしゃいました。JPPはお客様の意見を短期間で商品に反映させてくれるので、今後日本市場にフィットしてくると思いますよ」(木村さん)
 

DATA

無人電動乗用式モーア


販売予定価格:398万円
 

問い合わせ

日本パワープラント株式会社
〒334-0057 埼玉県川口市安行原796-1 
TEL:048-299-8182 FAX:048-299-8713 

> AGRI EXPO ONLINEにも出展中!


文:川島礼二郎
写真:井ひろみ

AGRI JOURNAL vol.17(2020年秋号)より転載

Sponsored by 日本パワープラント株式会社

関連記事

特集企画

アクセスランキング

  1. 専門家に聞いた! シーン別「チェンソー選び」バッテリー式編
  2. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  3. 人気沸騰間違いなしの新製品が続々! 日本上陸を果たしたスマート農機に注目...
  4. 最初に混ぜるだけでOK!? タマネギ栽培に欠かせない便利な肥料
  5. アフターコロナで農業はどうなる? 人々の農業観に変化はあったのか
  6. 世界初! 除草剤不要の除草ロボットが登場! 電流で雑草を枯死させる技術とは...
  7. 2020年3月末で経過措置が終了、新「食品表示法」の注意点とは?
  8. あのランボルギーニから最新モデル!? クールな「高機能トラクタ」5選
  9. 【農家にオススメの副収入】ソーラーシェアリングが学べるセミナー開催
  10. いま人気なのはコレ! 押さえておきたい「売れ筋トマト品種」15選

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.17 / ¥0
2020/10/14発行

お詫びと訂正