注目キーワード

道工具・資材

ドローンにアシストスーツ…仰天の次世代農業ギア7選

運搬・計測・記録を行う
自動追従型ロボット台車

作業者の後を追従しながら、重い荷物の運搬、積み下ろしを行う、動く台車「アグビ-」。収穫中は畑の状態や収穫量を計測し、そのデータを使って収穫量や価格の予測まで行ってくれる。身体的負荷を軽減するだけでなく、土壌の可視化、将来の作業計画にも役立つ賢いロボットだ。現在は開発中であるが、販売されれば農作業に欠かせない農家の相棒になるだろう。


アグビ−
価格・発売時期:未定

中西金属工業株式会社・06-6351-4832
中西金属工業株式会社 公式HP


 

腕を上げた作業を助ける!
クボタのアシストスーツ

人の腕の重さは体重の1/17=約3~4kg。この重い腕を上げたままで行う、ぶどう農園やなし農園等での棚下の作業時には、肩や腕に大きな負担が掛かる。それを減らしてくれるのが、クボタが販売しているアシストスーツ「ラクベスト」。肘をのせるアームの角度は作業高に合わせて調整可能。棚下での長時間作業が疲れにくく作業効率を向上させる、作業者に寄り添った次世代農業機器だ。


ラクベスト
¥129,600

株式会社クボタ・0120-131391
株式会社クボタ 公式HP


 

無人走行ロボットトラクター
実用化に向けて実証実験中!

<ヤンマーのロボットトラクタ:実用化2018年予定>

 

<井関農機のロボットトラクタ:実用化2018年予定>

 

「より少ない人数で、より多くの農作業が行える」そんな夢のようなロボットトラクターの研究が進められている。リモコンで遠隔指示した作業を行うロボットトラクターを有人トラクター等で監視しながら協調作業を行うことができる。ヤンマーは、北海道大学と協同で実証実験を進め、井関農機も実用化に向け研究開発を行っている。実際に実用化されれば、人手の少ない農業現場で活躍すること間違い無しだろう。


ヤンマー株式会社 公式HP

井関農機株式会社 公式HP


Text: Reggy Kawashima

※「AGRI JOURNAL vol.2」より転載

< 12

関連記事

特集企画

アクセスランキング

  1. 斜面の草を楽に、グングン刈れる!「超顧客志向」から生まれた草刈機
  2. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  3. 成功する農業! 有機肥料と化成肥料の基本とやり方を徹底解説
  4. アゲトラ・コンプリートからDIYペイントまで! 軽トラカスタムがアツい
  5. 凍霜被害は低コスト・高効率に対策できる! 防霜バイオスティミュラント資材に迫る...
  6. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  7. 2023年注目農業ウェア・アイテム6選! セレクトショップのおすすめを紹介!...
  8. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  9. イチゴの育苗に特化!土詰め作業の省力化と炭疽病リスクを低減する培土を開発...
  10. ネギが太ると話題!農林水産大臣賞に選ばれた白ネギ農家の“栽培のヒケツ”とは?...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.26|¥0
2023/2/10発行

お詫びと訂正