ドローン大学校が「リモートセンシングプログラム」を開始! 申し込み受付中
2019/05/20
スカイマティクスとドローン大学校が"ドローンリモートセンシングプログラム"を開始した。農業におけるセンシングの知識と技術を同時に習得できる注目の内容とは?
本格的な
センシングプログラムを開始!
『いろは』を提供するスカイマティクスと、ドローンを安全・高度に操縦できる人材を育成するドローン大学校は、”ドローンリモートセンシングプログラム”を開始した。
葉色解析サービス『いろは』は、ドローンで取得した作物の状態をクラウドに記録して、生育状況の確認や解析による圃場内の状況の見える化を実現するサービス。自分でドローンを操作・撮影できない場合でも撮影を代行してくれるとあって、作業効率化を目指す生産者だけでなく、地域のスマート農業化を推進したい地方自治体やJA、先進農業に取り組む研究機関などからも注目されている。
スカイマティクスの伊達氏は「農家の方が『いろは』を気軽に使えるよう、オペレーターに撮影を依頼できる仕組みが必要と考えました。そこでドローン大学校と、ドローンの安全運行管理技術は勿論、高品質な画像を撮影できる技術を持つオペレーターの養成を始めたのです」と語る。
ドローン大学校理事長の名倉氏は「本校は修了生が”ビジネスとしてドローンを使える”ことが最終目標です。スカイマティクスが求める安全運航と画像撮影技術は本校の得意分野ですし、修了生のビジネスにも繋げられます」と続ける。
(左)一般社団法人ドローン大学校 代表理事/理事長 名倉真悟さん (右)株式会社スカイマティクス セールスディレクター 伊達卓馬さん
センシングプログラムはドローン大学校の修了生のみを対象としていたが、いよいよ一般の方にも門戸を開く。センシングを自分で行ってみたい方は要チェックだ。
修了生に聞いた!
『いろは』認定オペレーター
ラウンドコンシェル株式会社
ドローン事業部 テクニカルエキスパート
鈴木喜一さん
長年の夢であった空に関わる仕事をしたいと一念発起し、それまでの仕事を早期退職した鈴木さん。ドローン大学校に通って基礎技術を身に付けた後、ドローン運航技術の幅を広げるべく第1回ドローンリモートセンシングプログラムを受講した。
「ドローンを農業で使うとき絶対に必要となる『生産者が何を求めているか』を教えてもらうことができた。それが何より良かったです。必要なデータは作物ごとに違いますが、何時、どんな画像を撮れば良いのか? それには、ドローンの高度をどれ位にして、シャッタースピードをどうすれば解析しやすいか?という具体的な方法を学ぶことができました」(鈴木さん)。
プロブラムでは、座学のみならず、圃場をキャンパスとした実技も行う。修了検定では講師陣のサポートを受けず『いろは』を運用できる技能を習得できたかが審査される。
ドローンリモートセンシング
プログラム第3期が開催!
『いろは』をはじめとした農業分野におけるリモートセンシングの活用方法とその撮影方法について、座学と実習を織り交ぜ学べる2日間。
日程:6月2日(日)~6月3日(月)
定員:12名
受講料:98,000円
<受講条件>
❶JUIDAなどドローンの民間資格を取得された方、または10時間以上の無人航空機(ドローン)による飛行経歴がある方。
❷DJI PHANTOM 4などの4K画質が撮影可能なドローンをご用意できる方。
❸Google Chrome または Microsoft Edgeを使用できるパソコンをご用意できる方。
❹国土交通省航空局に許可承認手続きをされている方。
<受講料に含まれるもの>
❶ドローンリモートセンシングプログラム受講料
❷オリジナルテキスト
❸『いろは』認定オペレーター 発行料
❹宿泊費/食費
ドローン大学校の
オープンキャンパスセミナーも!
ドローンリモートセンシングについて広く学ぶなら、まずはここから! ドローン大学校が東京・名古屋・岡山・広島・博多で定期的に開催している「オープンキャンパスセミナー」では「ドローンとは? ドローン大学校とは?」という説明に加えて、ドローンのビジネスチャンス、そして農業ドローンリモートセンシングの紹介を行っている。
問い合わせ
AGRI JOURNAL vol.11(2019年春号)より転載