“誰でもできる”高糖度トマトの農法を聞いてきた!
2016/10/18
衝撃を受けた、
新規就農者が作ったトマト
1つ目は「味」。佐藤さんは、以前より土耕栽培での高糖度トマト栽培経験を持つ。その実力は、県内で賞を受賞し全国各地から注文があるほどだ。
「それは、先代が何十年もかけて作った良い土があったからこそ出せた味でした。しかし、アイメック栽培のトマトを食べたとき、その甘さに驚きました。それが新規就農者の作ったトマトだと聞いて、さらに衝撃を受けました」(佐藤さん)。
アイメックでは根域を制限し、フイルムに吸収された養液を根が吸上げようとすることで、糖分やアミノ酸が作り出される。よって高糖度トマトが実現するという。
2つ目は「栽培のマニュアル化」。土耕栽培で最も大切で、最も大変なことのひとつは土作りだ。同じ地域でも場所や日当たり、ハウスの形によっても環境が変わり、決してマニュアル通りにはいかない。農業が、長年の勘と経験が必要だと言われる所以だ。アイメックを用いることで、場所や環境に左右されず、理想の土(フイルムが土変わりである)を、自らの意思で作りこむことが出来る。
シートをめくれば根の生育状況が見て分かるので、状況を判断して栽培管理がしやすい。
佐藤さんは「一人で出来ることはたかが知れています。〝誰でも〞出来る農業で、誰よりも美味しいトマトを作り、みんなを幸せにしたいです」と笑顔で語った。
【アイメック®フイルムに関するお問い合わせ】
メビオール株式会社
photo&text: Tomoko Kotaka
『AGRI JOURNAL vol.1』より転載