注目キーワード

最新技術

圃場の害鳥を自動で追い払う!アメリカの大学研究チームがドローンを活用したシステムを開発

ドローンの自動飛行で24時間巡視。アメリカ・ワシントン州立大学の研究チームが開発に取り組む、ドローンを活用した害鳥忌避システムとは?

ドローンの自動飛行で
害鳥を追い払う

アメリカ・ワシントン州立大学の研究チームはドローンを活用した害鳥忌避システムの開発に取り組んでいる。ドローンが自動飛行しながら圃場を24時間巡視し、カラスやホシムクドリなどの害鳥をリアルタイムで見つけ出してドローンの動きやプロペラ音で怖がらせ、追い払う仕組みだ。

研究チームは圃場に飛来する害鳥の動きをリアルタイムで検出する独自のカメラシステムとアルゴリズムの開発に成功。これらを小型ドローンに搭載し、鳥の動きを模した人間の手振りで飛行実験を行ったところ、90%以上の精度でアルゴリズムがタスクを実行した。

将来的には、動物の遭難声や捕食者の音を加えることで、このシステムの忌避効果をさらに高めることも可能だという。

DATA

Washington State University WEBサイト


文:松岡由希子

AGRI JOURNAL vol.25(2022年秋号)より転載

関連記事

特集企画

アクセスランキング

  1. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  2. 凍霜被害は低コスト・高効率に対策できる! 防霜バイオスティミュラント資材に迫る...
  3. アゲトラ・コンプリートからDIYペイントまで! 軽トラカスタムがアツい
  4. 短期的・季節的な求人にはどれがオススメ? マッチングアプリ・サービス7選...
  5. 2023年注目農業アイテムはコレだ! ホームセンターおすすめの5選を紹介!
  6. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  7. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  8. 斜面の草を楽に、グングン刈れる!「超顧客志向」から生まれた草刈機
  9. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  10. 成功する農業! 有機肥料と化成肥料の基本とやり方を徹底解説

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.26|¥0
2023/2/10発行

お詫びと訂正