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初めてのマルシェ出店 これだけはやっておきたい6点

マルシェは
○○のための貴重な機会

「マルシェで”儲けよう”と思ってはいけません。マルシェは一期一会。商品PRの場であり、今後に繋げるためのファンづくり、人脈づくりのための貴重な機会なのです」。

そう語るのは、6次産業化のコンサルティングを行う高橋正之さん。全国の地域特産品を取りまとめ、自身が代表理事を務める一般社団法人「地域資源活用の会」として、毎週末にマルシェにブースを出店。消費者、バイヤー、シェフなどを対象とした販売促進の場としてマルシェを活用しているという。



「商品をいかにPRできるかが大切。物が溢れかえっている今の時代、3秒で響くものじゃないと素通りされてしまいます。呼び込み、試食、ポップなど、できる限りの工夫をしましょう。その場で買ってもらわなくても、HPや連絡先を書いたショップカードを渡して、次に繋がるための種を蒔くことこそ大切です」。

ショップカードはシンプルでいいが、ハガキ型がベターと高橋さん。

「SNSだのネット販売だの言われていますが、日本人口の4分の1は高齢者という時代。マルシェに来場する方々も多いので、ポストにそのまま投函して注文できるハガキなら、高齢者層も獲得できますよ」

プロフィール

6次産業化プランナー

高橋 正之さん

株式会社フードビジネスネットワーク代表。一般社団法人「地域資源活用の会」代表理事。食品関連の大手商社にて、長年、商品開発、マーケティングに携わる。それまでの多様なネットワークを活かし、全国各地の地域資源の発掘・支援を行う。

◎地域資源活用の会で、「スーパーマーケット・トレードショー」出展農家さんを募集中です!
2018年2月14日~16日に幕張メッセで開催される展示会に、会員特別価格で出展できます。お問い合わせは、地域資源活用の会(teamt.database@gmail.com)まで。


text: Yukiko Soda

『AGRI JOURNAL』vol.5より転載

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