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直売所の需要予測を行う『アグリアスエ™️』がサービス開始! 機会損失と廃棄ロスの削減へ

NTTデータ関西が、消費者、生産者、直売所の三方良しで直売所の流通総額アップを目指せる『アグリアスエ™️』をリリース。直営所の需要予測で機会損失や廃棄ロスを減らし、生産者の所得向上にもつながる注目のサービスだ。

消費者、生産者、直売所の
「三方良し」を実現

直売所は一般の小売店よりも忙しい。日々の業務に追われ「流通総額アップを目指す試みまで手が回らない……」という直売所運営者は少なくないはず。そんな直売所運営者に朗報! NTTデータ関西が直売所に特化した新サービス『アグリアスエ™️』をリリースする。AIによる高精度な客数予測と独自アルゴリズムにより需要を予測してくれるサービスであり、それを極めて少ない追加作業で実現してくれる。


上記の図のように、直売所運営者は、生産者に対して販売見込数量・価格や過去の売れ行きに基づく分析結果等を効率よく情報提供することができ、収益安定化につなげることができる。情報を取得した生産者は機会損失と廃棄ロスの削減で所得向上につながり、さらに直売所に常に適価で適切な数の農作物があることで、消費者にとっても嬉しい仕組みとなる。このように、『アグリアスエ™️』は直売所運営者・生産者・消費者を幸せにする三方良しの新サービスだといえる。

 
また、生産者には高齢者が多いことに配慮して、スマホで見やすいデザイン・フォント・カラーを使ったユニバーサルデザインを採用。複雑な操作は不要で「見る」だけで利用できるから、導入障壁も高くないはず。


需要予測(画像左)
各生産者の農産物ごとの過去の売れ行きをスマホやPCから確認できる。この例では、100個出荷するなら価格据え置きでOKだが、80個しか出荷できないなら価格を上げてよい。150個出荷したければ値下げすべき、と考えられる。

過去分析(画像右)
過去に自分が販売した農作物が、直売所全体の売れ行きに対してどのように売れたか、を確認できる(他生産者より売れているのか判断できる)。背景のグレーの山谷は直売所全体の、緑の折れ線は自身の販売数量の推移。全体と同じ売れ方をしており、14時に売り切れている可能性が高いことが分かるから、価格据え置きならもっと出荷できると判断できる。

ご興味を持たれた生産者の方は是非、直売所を通じてNTTデータ関西にコンタクトして欲しい。

問い合わせ

NTTデータ関西 アグリアスエ


文/川島礼二郎

Sponsored by NTTデータ関西

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