若者新規就農者が3年連続で2万人超 後継者不足は?

自家農業に就農する人が
なかなか増えない

就農形態別にみると、新規雇用就農者は1万680人。49歳以下は8170人で、前年に比べ2.4%増加した。2013年比では全体で41.6%、49歳以下は40.9%、それぞれ増加している。

「直近1〜2年に新規雇用就農者の数が伸びた理由としては、『農の雇用事業』の効果が考えられます。農業法人等での研修費用などを交付するもので、昨年度は7024人の新規雇用就農者が、雇用する側は4024経営体が活用しています」(同)。

一方で、新規自営農業就農者は4万6040人、このうち49歳以下は1万1410人で、前年に比べそれぞれ9.8%、8.9%減少した。

2013年と比較すると全体で14.0%、49歳以下は13.1%、それぞれ増加したが、農家子弟で自家農業に就農する人がなかなか増えないという厳しい現実も浮き彫りになっている。

「まず若い方に農業が魅力ある職業であると感じてもらえるように、広報活動や、働く環境の改善のための支援など、今後も農水省のさまざまな事業で支援していきたいです」(同)。

平成28年の新規就農者は6万150人で、2年連続で6万人を超えた。このうち49歳以下は2万2,050人で、平成19年以降では前年に次いで2番目に多く、3年連続で2万人を超えた。また、就農形態別にみると、新規自営農業就農者は4万6,040人、新規雇用就農者は1万680人、新規参入者は3,440人となっている。


「AGRI JOURNAL vol.5」より転載

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