熱中症対策、できていますか?酷暑下の農作業で注意するべき4つのこと
2018/08/10
”自分自身”を涼しくする
熱中症対策ウェアがある!
背中側に付いた小型ファンで服の中に外気を取り入れる。バックプリントは日本気象協会の「熱中症ゼロへ」プロジェクトオフィシャルパートナーの証。
周りの空気を冷やすのではなく、自分自身の身体を涼しくしてくれるのが、「空調服」。服に付いた小型ファンが服の中に外気を取り入れ、身体の表面に大量の風を流すことによって汗を気化させ、涼しく快適に過ごすための製品だ。
ファンからは、服の中に毎秒約30L(500kcalシリーズ)の外気が取り込まれる。取り込まれた空気が、服と身体の間を平行に流れる過程で、汗を気化させるのだ。身体は気化熱を奪われて冷え、服の中を通った暖かく湿った空気は、襟元と袖口から排出される。使用するエネルギーもエアコンなどに比べて格段に少なく、環境にも配慮した製品だ。
涼しさの秘密は
独自の「生理クーラー理論」
人間には、「暑い」と感じた際に脳の司令で必要量の汗を出し、汗の気化熱で体温をコントロールする機能が備わっている。この機能を、株式会社 セフト研究所の代表取締役 市ヶ谷弘司氏が、「生理クーラー」と独自に名付けた。
一般的な服を着ている場合、人間は外気温20℃くらいから汗をかき始める。26℃くらいまでは生理クーラーの効果で快適に過ごせるが、それ以上の気温になると、体温を冷やすために多くの汗が出ても完全蒸発できないため、一部が液体状の汗のままで体を冷却できず、暑苦しく感じてしまう。
しかし、『空調服』は体と平行にファンから取り入れた空気を送風することで、生理クーラーが効果を発揮する温度の範囲を35℃以上まで広げられるのだ。
空調服の着用効果
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身体に対する効果
生理クーラーを補助し、最適な状態に体を冷やす事で、常に快適な状態を保ってくれる。無駄な汗をかかなくなるから、体力の消耗も抑えられる。汗がすぐに蒸発することで、汗の臭いも気にならなくなり、あせもなど汗による皮膚病にもなりにくくなる。
エネルギー・コストに対する効果
空調服を1日8時間着用した場合、1ヶ月の電気代(充電式リチウムイオンバッテリーを用いた場合)は、約48円と非常に安価。環境にも、経済的にも優しい商品だ。
農作業にオススメはこれ!
綿やポリエステルなど、様々な素材の中から用途に合ったウェアを選べるのも嬉しい空調服。その中でも、農作業する際にオススメなのは屋外作業向けの「KU90720」。生地の裏面にチタンをコーティングしており、赤外線や紫外線が肌に届くのを防いで、体表温度の上昇を防いでくれるから、炎天下での作業にもってこいだ。
また、気になるのは可動持続時間。空調服の風量は3V、5V、6V、7.4Vと4段階に調節することができるが、最大の7.4Vの風力に設定しても、8時間は涼しさが持続する。長時間にわたる作業でも安心だ。DATA
商品名:屋外作業用空調服 グレーファン大容量バッテリーセット0720G22
価格:28,290円(税込み)
セット内容:空調服、ファン、大容量バッテリー、ケーブル問い合わせ先
株式会社 空調服
TEL:空調服サービスセンター 0570-009229参考資料
農林水産省資料「農作業中の熱中症対策について(PDF)」