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ニラ出荷の歩留まり改善に効果的な「組み合わせ計量機」

細長くやわらかいニラは、計量・結束作業に手間がかかる。この作業を効率化し、さらに歩留まり改善にも有効なのが、イシダの「組み合わせ計量結束機」だ。

計測作業を2段階に分けて
効率化と歩留まり向上を両立

2018年7月11日~13日、東京ビッグサイトで「施設園芸・植物工場展 2018(GPEC)」が開催された。アグリジャーナル編集部は、会場内の各ブースを徹底取材。注目ブースを、複数回に分けて紹介する。今回は、商品出荷時の計量装置を展示していた株式会社イシダだ。

目を引いたのが、ニラ用の計量結束機。2段階に分けて重さを量る「組み合わせ計量」という方式を採用することで、作業の負荷を軽減するとともに、歩留まりも向上させているという。

具体的に100gの束を作る際には、まず手前側の3つの投入口から、おおよそ80~90g程度のニラを投入する。


手前側の投入口からおおよそ80~90g程度のニラを投入

一方、奥側には8つの投入口があり、こちらには数~10数g(1~数本分)のニラをセットしておく。


奥側の8つの投入口には1本単位で数~10数gのニラをセット

すると機械が、手前側3つと奥側8つの投入口に入れられたニラの重量を、それぞれ計量。100gに最も近くなる最適な組み合わせを見極めて、自動でマッチングしてくれる。これが「組み合わせ計量」の仕組みだ。このように計量作業を2段階に分けることで、効率的に作業できるという。

イシダのブース担当者は「私たちは便宜上、最初に80gほど入れる手前側の投入口を『親』、次の1本ずつ微調整する奥側を『子』と呼んでいるが、親の作業は2~3人、子の作業は1人で行うイメージ。1分間で最大40束作れるので、作業の効率化はもちろんだが、それ以上に歩留まり改善の効果が大きい」と語る。

仕上げのニラの結束作業は、機械が自動で行ってくれる。結束に使う素材は、ゴム紐かテープかを選択可能だ。また、ニラの根元をきれいに揃えるカッターも付けられる。

実はイシダは、1972年に世界で初めて「組み合わせ計量機」を発明し、現在も国内シェア約80%を誇るリーディングカンパニー。ピーマン用からスタートし、現在ではさまざまな食品の自動計量包装に同方式が用いられている。青果物ではピーマンをはじめ、ミニトマト、アスパラガス、ジャガイモ、タマネギ、小ネギ、さらにはカット野菜など、幅広い実績があるという。

DATA

株式会社イシダ

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