鳥獣の位置を記録して狩猟の補完ツールに!捕獲作業を効率化する最新対策アイテム2選
2020/07/15
大切な田畑を野生動物から守るためには、まずは相手を知ることが大切。捕獲効率をぐんと上げてくれる、IT・ドローンを駆使した最新アイテムをご紹介。
狙った獲物は逃がさず、記録。
ハイクカム LT4G クラウド対応 IoT自動撮影カメラ
自動撮影カメラに高速LTE通信に対応した乾電池式IoTセンサーカメラ。NTTドコモの通信(LTE/FOMAエリア)を利用してリアルタイムにデータ送信が可能。撮影画像(最大解像度1200万画素)・動画データ(1920x1080P フルHD動画)は、設定したメールやクラウドサービス『ハイクワークス』でスマホやPC等で確認できる。¥67,800
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広範囲をカバーする空の見張り番
ジビエテックを実現する狩猟×獣医学×ドローンの実証実験
今年度を目途にサービス化予定
ドローンによる空撮の様子。丸囲み部分に猪の姿を捉え、追跡ができる。(左)
赤外線カメラで捉えた猪と狩猟犬。対象だけを可視化。(右)
イノシシによる被害の対策に向けて、ドローンと画像分析技術を持つドローンパイロットエージェンシーを中心とした実証実験が始まった。今年度を目途にサービス化予定だ。
アポロ販売と共に、猟友会・農家等に鳥獣の位置を提供して狩猟の補完ツールとして技術を活用する他、獣医学博士等専門家の協力で生息調査や新規駆除ツールを開発する予定。また、検疫により狩猟した鳥獣を安全なジビエとして流通することも視野に入れている。
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文:川島礼二郎
AGRI JOURNAL vol.15(2020年春号)より転載