注目キーワード

生産者の取組み

園児の柿狩りをバーチャルイベントに! ITベンチャーと保育園がクラウドファンディングを開始

コロナ禍での新しい生活様式をふまえた、果物収穫体験のかたちが提案された。保育園児の柿狩りを、バーチャルイベントとして実施するというものだ。ITベンチャーと保育園が企画、クラウドファンディングが開始された。

コロナ禍の果物収穫体験
農家と園児が柿狩りに挑戦!

デジタル農業体験を推進するQtas Japan合同会社と、社団法人 日本支援助言士協会 幼保事業部「保育のみらい」は、保育園でのバーチャル柿狩りを実現するためのクラウドファンディングを開始した。
 

 
オンラインコミュニケーションツール、Zoomを用いて農園と保育園をつなぎ、園児と農家が会話をしながら、旬の柿をみんなで収穫。その後すぐに保育園に送り、子供たちと家族に柿を食べてもらう企画だ。コロナ禍での新しい生活様式でも問題なく実施できるようだ。
 



 

農家と消費者の距離を身近に
オンラインの可能性

Qtas Japan合同会社は、IT技術や企画の力を借りて、農業や地域の役に立つことを目標としている企業。実家が農家業というメンバーもいる。

以前より、農家と消費者の距離が開いていることを課題としてとらえていたが、コロナウイルスの影響で、ますます農業体験の機会が減少。そこで、2020年8月には、長野県の岡木農園とともに、オンライン上でのシャインマスカット狩り事業を開始した。

新聞などで掲載され、それを見た「保育のみらい」の代表からQtas Japan合同会社にメッセージが送られた。

「コロナウイルスの影響で子供たちの体験が減っている分、オンラインでの可能性が広がり、保育園もいつも同じ公園、いつも同じ園庭ばかりでなく、もっと視野をひろげて、やがては世界とつながることが可能になのではないかと思っています。」

このやりとりをきっかけに、プロジェクトがスタートした。

遠く離れた農園と保育園をつないで、子供たちに豊かな体験をさせてあげたいという気持ちがこもったクラウドファンディング。資金使途は、バーチャル柿狩りの実施に伴う出張費、柿代、機材購入運搬費、協力者への謝礼。目標金額は10万円としている。

DATA

Qtas Japan合同会社
保育のみらい


文:竹中唯

関連記事

特集企画

アクセスランキング

  1. いま人気なのはコレ! 押さえておきたい「売れ筋トマト品種」15選
  2. Amazonが農業資材ストアをオープン! 数千点の資材をオンラインで購入可能に...
  3. 成功する農業! 有機肥料と化成肥料の基本とやり方を徹底解説
  4. 草刈のプロに聞いた! 農家のお悩み別「刈払機選び」のポイント
  5. 10年掛かる土壌改良が短期間で可能に! 天然腐植物質に含まれる「フルボ酸」の効果とは...
  6. あのランボルギーニから最新モデル!? クールな「高機能トラクタ」5選
  7. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  8. 資源循環で農業の持続可能性を支える!”バイオマス産業都市” 佐賀市の取組みとは?...
  9. アフターコロナで農業はどうなる? 人々の農業観に変化はあったのか
  10. アゲトラ・コンプリートからDIYペイントまで! 軽トラカスタムがアツい

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.19|¥0
2021/4/15発行

お詫びと訂正