再エネ・最新技術

水に浮かぶクラゲ型ハイテク温室

昨年、開催されたミラノ万博。そこで展示された水耕栽培施設「JELLYFISH BARGE(ジェリーフィッシュ バージ)」が大きな注目を集めた。

昨年、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマとした万博が開催されたミラノ。万博中、同市の運河地区ダルセナにて行われた実験展示で話題を集めたのが「JELLYFISH BARGE(ジェリーフィッシュ バージ)」だ。

Pnatという植物学者、農学者、建築家などによるグループが開発したこの画期的なシステムは、名前の通りJELLYFISH=クラゲのような形をした水に浮かぶ温室で、取り付けられた7つの太陽熱利用装置によって海水や汚水を浄化し(太陽熱と水面の温度差を利用して1日約150ℓの浄化された水の確保が可能)、それを植物栽培に役立てるというもの。5月からはドイツのストゥッツガルドで展示されている。
浄水も、浄水に必要なエネルギーも自力で生み出す、このとってもサステナブルで新しい水耕栽培施設は、将来の世界的な人口増加による土地不足の問題を解決する鍵になるかもしれない。

EJ_JEL20160630_02

約70㎡の八角形のイカダ型グリーンハウスが運河に浮遊する。

EJ_JEL20160630_03


JELLYFISH BARGE
www.pnat.net/jellyfish-barge


text :Miki Tanaka

※『EARTH JOURNAL』vol.01 より転載

関連記事

アクセスランキング

  1. 農産物の国際基準・グローバルGAP認証取得とは?
  2. フリーマガジン「アグリジャーナル」vol.09 発行!
  3. 休耕田を活用する、「世界一安い」水耕栽培
  4. 今こそ取得したい! 話題の「GAP」認証メリットは?
  5. 無駄なコストを削減! 農業用ハウス強度の考え方
  6. 農家の新しいつながりを作る! プラットフォーム6選
  7. 成功する農業! 有機肥料と化成肥料の基本とやり方
  8. リンゴの輸入量が急増、2年連続で4,000トンに迫る勢い
  9. 2018年度産から適用の「減反廃止」。農家への影響は?
  10. オリジナルの包装資材が作れる! 農家向けパッケージ制作サービス登場
あぐりナビ

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.09 / ¥0
2018年10月5日発行

お詫びと訂正

ロクジカチャネル