売上増も見込める!? 「JGAP」認証取得のメリットとは

GAPとは、農業における食品安全、環境保全、労働安全などの確保のための、 生産工程管理の取り組みのこと。その取り組みを証明する、JGAP認証取得のメリットは?

「JGAP」認証取得
どんなメリットが?

GAP認証取得を求める動きがいま拡大、加速化している。「2020年東京オリ・パラ競技大会では、選手村で使われる食材 の調達基準にGAP認証制度が採用されました。去年11月にアジアGAPがGFSI(世界食品安全イニシアチブ)への承認申請を行いましたので、通れば海外バイヤーへの訴求力にもつながります」(日本GAP協会・荻野さん)。

JGAPとアジアGAPの認 証農場は現在4113。イオンではプライベートブランドの農産物の調達基準について、 20 年までにGAP管理100%実施、日本コカ・コーラは緑茶飲料の原料茶葉は GAP認証取得を取引基準とする。「生産者にとっては食の安全・環境保全・労働安全向上のメリットがあり、認証取得は信頼できる農場の客観的なアピールになります。

バイヤーや消費者にとっては価値が見える化します」。GAP導入後のアンケートによると、7割が従業員の自主性の向上を、半数以上が販売先への信頼を実感し、なかには取得後に野菜の売り上げが前年比150%増という農業生産法人まである。

グローバルGAP 

GAPの世界基準。欧州を中心に普及。 日本では約450経営体が取得。 審査費用25〜55万円程度+旅費

■JGAP

日本国内で最も普及しているGAP基準。 審査費用10万円程度+旅費

■ASIAGAP

アジアへの普及も目指す日本発のGAP基準。 国際規格としての承認申請中。 審査費用15万円程度+旅費

■都道府県等GAP

各自治体や各JAが独自に策定したGAP基準

 

PROFILE

荻野宏氏

日本GAP協会 事務局長


文/Mikako Hirose

AGRI JOURNAL vol.06 2018 winter issue

PICK UP
注目記事

RANKING

  1. 1
    【2026年】農作業の暑さ対策ウェア6選|ファン付きウェア・水冷服・ぺルチェベストの違いと選び方
    【2026年】農作業の暑さ対策ウェア6選|ファン付きウェア・水冷服・ぺルチェベストの違いと選び方
  2. 2
    鈴木農相  9月4日記者会見「米国産の生食用ジャガイモ、不安払拭に向けて科学的にしっかりとした措置があってしかるべき」
    鈴木農相 9月4日記者会見「米国産の生食用ジャガイモ、不安払拭に向けて科学的にしっかりとした措置があってしかるべき」
  3. 3
    【2026年最新版】「バッテリー式刈払機」の選び方。各メーカーおすすめ機種はコレ!
    【2026年最新版】「バッテリー式刈払機」の選び方。各メーカーおすすめ機種はコレ!
  4. 4
    鈴木農相  8月28日記者会見「政府備蓄米の買い戻しについて、価格動向への影響がないように留意しながら実施する」
    鈴木農相 8月28日記者会見「政府備蓄米の買い戻しについて、価格動向への影響がないように留意しながら実施する」
  5. 5
    鈴木農相  9月1日記者会見「備蓄米21万トンを9月中に買い戻し、供給量が十分以上に確保されることを確認」
    鈴木農相 9月1日記者会見「備蓄米21万トンを9月中に買い戻し、供給量が十分以上に確保されることを確認」

MAGAZINE

vol.40|¥0
2026/07/01発行

PRESS