注目キーワード

道工具・資材

失敗しない「トマトの葉かき・芽かき用ナイフ」登場

トマトの葉かき・芽かき・剪定・収穫作業で用いるハサミやナイフ、カッター。ハサミを使用すると切断面が潰れてしまい、傷口から感染症を発症することが懸念される。そんなトマト農家の悩みを解決するダンボールカッター企業の“農業用のこ”をご紹介。

農業分野での実績がない刃物メーカーが
トマト農家の生の声を聞き試作を繰り返す

トマトの古い葉の「葉かき」作業は、採光性と通気性の改善になり、病気予防や安定生産などの重要な管理作業だ。作業には主にハサミを使うことが多いのではないだろうか。

ダンボールカッター累計250万本を販売する老舗刃物メーカー「長谷川刃物株式会社」は、農業分野での実績がない刃物メーカーである。種苗メーカー「株式会社サカタのタネ」と共同で試作を繰り返し、トマト農家に直接出向き、話を聞いたことにより、ダンボール専用カッターの形状を変更した、農業専用カッター「トマトの葉カッキー」を開発。

特殊ウェーブ刃と両刃により断面を綺麗に切断でき、芽かき・葉かき時にも、切り口をつぶさず、傷口を最小限に抑えることが出来る。刃の表面にはフッ素コーティングを施しており、付着した溢泌液や水分は簡単に拭き取ることができるのも嬉しい。18段階ロックにより刃の長さを自由に調整可能。52gと軽量のため女性でも扱いやすい。

ハサミで四苦八苦しているトマト農家の方、試してみてはいかがだろうか。

問い合わせ

長谷川刃物株式会社
TEL:0575-22-1511

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  2. 女性農業者の課題・悩みを調査! 農業経営への関与度が、自分らしい暮らしの実現に影響...
  3. 今買えるEV軽トラから特定小型まで! 農業で活躍するモビリティを一挙公開!...
  4. AR(拡張現実)を農作業に活用! 農作業補助アプリ「Agri-AR」に機能が続々...
  5. 東京オートサロン2024でみつけた、最新の軽トラカスタム一挙公開!
  6. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...
  7. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  8. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  9. 名物お漬物が消える日 改正食品衛生法の経過措置が5月末で終了
  10. 花き生産に新たな動き! 「枝物」が躍進、メイン品目以外の「1・2年草」がメガヒットを記録...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.34|¥0
2025/01/21発行

お詫びと訂正