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手押し一輪車を電動化へ! 作業負荷を軽減できる改造キット「E-cat kit」とは

株式会社CuboRexは、既存の手押し一輪車を電動化できるキット「E-cat kit」の一般販売を2020年10月から開始予定。現在予約を受付中だ。一輪車に合わせた設計を施し、あらゆるフレームに取付け可能。作業負荷を軽減できる注目アイテムだ。

作業負荷を軽減
手押し一輪車を電動化

株式会社CuboRex(キューボレックス)は、既存の手押し一輪車を電動化できるキット「E-cat kit」の一般販売を2020年10月から開始予定、現在予約を受け付けている。

既にある手押し一輪車を電動に改造できるキットで、あらゆるフレームに取り付けられるのが最大の特徴。従来の手押し一輪車に比べ、電動にすることにより作業スピードは3倍速くなるという。また、キットを付けても4㎏増えるだけなので軽量だ。また、押して進みにくい木の根や柔らかい土の上でも、運搬が楽になる。作業負荷を軽減し、筋力に頼らない現場を実現させる。
 

フレームに取り付けるだけ
山畑の作業も楽に

同社の寺嶋代表は、和歌山県有田地域が出身のため、みかん畑に囲まれて日々過ごし、中学校から高等専門学校時代にかけてバイトとして有田のみかん農園で働いていた。その時の、山の斜面部の運搬作業に苦労した経験から、開発を目指したという。
 
フレームは、基本的に全ての一輪車に取り付け可能。日本で一般に流通している一輪車は、ほとんどのタイヤ直径が340〜370mであり、同一規格に設計してある。



作業は、ホイールを取り換えて、バッテリーなどをフレームに取り付けるだけ。自転車整備ができる人であれば、問題なく組み立てができるとのこと。ただしフレームによっては、バッテリーやコントローラーバッグの取付けに、工夫や加工が必要な場合もある。
 
電源は、リチウムバッテリーと高効率ブラシレスモーター。モーターはホイールの中心軸部分に内蔵されている。充電は、専用充電器を用いるが、家庭コンセントから可能だ。バッテリーは簡単に取り外せるので、現場からバッテリーのみを持ち帰り、家庭での充電ができる。充電時間は約3時間。速度調整は、手元にあるボタンで3段階(2/4/6 km/h)の調整が可能。アクセルレバーの引き具合でも調節できる。
 
また、足場を取り付けることも可能で、作業者が両足で足場に立つと、一輪車に引っ張られ、スイスイとまるでスクーターのように進むことができる。

さらに飛沫防水となっており、水がかかる程度であれば問題無く使える。しかし、雨ざらしは故障の原因になるため、雨の当たらない場所で保管する必要がある。また、深い水たまりでの水没も故障の原因になりかねない。水がかかった後にも、風通しの良い場所で乾かす必要がある。
 
販売予定価格は11万6000円(税抜)。付属品は、モーター内臓ホイール、リチウムバッテリー、充電器、コントローラー、コントローラーバッグ、アクセルレバー&ディスプレイ。オプションとして、組立サービスが1万円、ブレーキが9000円、追加バッテリーが5万5000円、立ち乗り用台車が2万円だ。
 
電気の力を借りて、手押し一輪車の作業負荷を軽減させてみてはいかがだろうか。

DATA

株式会社CuboRex


文:竹中唯

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