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生産者の取組み

「宇宙農民」に学ぶ! 理想的な農業と生き方

宇宙農民的
「農業を楽しむ」keyword

■ORGANIC
宇宙農民ではマクロ(宇宙)とミクロ(微生物・化学)の視点から持続可能な農法を開発。水田・畑ともに無農薬。水田では化成肥料も有機肥料も使用せず、田んぼから出た稲わら、米ぬか、もみがらを田に返し、美味しい米と、健康な土壌を同時につくっている。

宇宙農民 オーガニック栽培のようす

■SHARE
自然栽培での稲作に興味のある人に向けて、「田んぼ塾」と「シェア田んぼ」を行っている。「農業は大変だけど、みんなでやると楽しい」と鈴木さん。自然栽培を体験し、自分でつくったものの美味しさを実感してもらうこと。これも宇宙農民的発信のひとつ。

「田んぼ塾」と「シェア田んぼ」のようす

■DIY
目下整備中の醸造所も、拠点を決めた際に建てた「基地」と呼ぶ建物も、メンバーや近所の方々とともにDIYで建設したもの。基地にはイベントを行うリビングスペースや、コワーキングスペースがある。時間がかかっても自らの手で生み出すことを楽しんでいる。

建築中の写真

■EVENT
オーガニックイベント「わとわまつり」「ワンダフルベジタブル~八ヶ岳オーガニックマーケット」など、イベントの主催も行う。年2回開催する「わとわまつり」は、100店舗を超える規模に成長。「オーガニックってなんかいいね」と、気軽に足を運んでもらうことを目指している。

イベントのようす


photo/Kazuki Onouchi
text/Makiko Fukuda

AGRI JOURNAL vol.06(2018年冬号)より転載

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