異業種の技術で開発した、低コストで丈夫なハウス
2018/02/06
足場をはじめとする仮設機材の販売・レンタルを行う会社が開発した、農業用ハウス。注目される理由は、「低コスト」「高耐候性」「施工スピード」。なぜこのような農業用ハウスの開発に成功したのだろうか?
足場のノウハウで
「低コスト」かつ「丈夫」を実現
栽培環境をコントロールすることで、品質のよい作物を安定して収穫することができる、農業用ハウス。しかし、従来のパイプハウスは、台風・突風・大雪などの自然災害に弱いというデメリットがあり、また、農業従事者の高齢化や離農による人手不足のため、ハウスが倒壊した場合などにすぐ復旧できないという課題を抱えている。
そんな中、注目を集めているのは、足場をはじめとする仮設機材の販売・レンタルを行う「エスアールジータカミヤ株式会社」が作った農業用ハウスである。足場などの開発で培った独自の金属加工技術とノウハウを活かして、「低コスト」かつ「丈夫」な農業用ハウスの開発に成功した。
安心安全なのに「低コスト」
仮設機材の開発で培った構造計算ノウハウと独自の金属加工技術で、必要十分となる強度を保ちながら、他社のハウスと比較して3割程度コストの削減を実現できた。保有する試験設備を活用した強度試験などを実施しているため、低コストでも安全・安心して利用できる。
万が一に備えて「高耐候性」
風害や雪害など各種気象災害に応じた構造計算、品質試験も実施。気象災害発生時の被害を最小限にとどめることで、栽培の継続および安定供給をサポート。
工事会社ネットワークにより
「施工スピード」アップ
工事会社ネットワークにより、全国での迅速な農業用ハウス施工が実現。万一、気象災害などで農業用ハウスを再建する必要が生じた場合にも、スピーディな施工対応が可能だという。
これから農業用ハウスの建設を考えている方は、是非検討してみては?