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ヒサルラー作業機の導入効果は? ラバータイプディスクハロー、ディープチゼルの購入者に聞いた

ロータリー作業と比べて
作業速度が3倍以上に!
圧倒的な効率化を実現

宮城県岩沼市 野菜のキセキ 村上和之さん


宮城県岩沼市に、ここ数年連続して最高益をたたき出している農事組合法人がある。それが「野菜のキセキ」。代表の村上和之さんは「米農家は儲からない、っていうのは思い違いです。儲かる方法を考え見つければ良い」と話す。

うちはほとんど毎年、過去最高益を更新しています。転用作物はほぼ手を出しておらず、もち米だけです。震災後の風評被害により、良い米や、こだわりの米が高く売れなくなったため、もち米に注力しました。高品質のもち米には、確かな需要があります。メーカー(米問屋)は、高品質のもち米を安定的に必要量確保したい。私には、それを可能にする栽培技術がある。だから問屋さんが快く価格交渉に応じてくれました。彼らを納得させる品質のもち米を十分な量供給できるなら、こちらにもしっかりと利益がある価格で買い取ってくれる。米農家は儲からない、ではなく儲かる方法を知らないだけ。探せば良いんです」。


岩沼市は津波被災地だが、圃場整備により大区画化が進められ、復興を遂げつつある。この大区画農地を生かすべく、村上さんは無代搔き栽培を行っている。「田んぼ1枚がウンと広いですから、北海道の農業に近い感覚なのかもしれません。一気にダーッと作業を終わらせることができれば効率的です」と語る。

そんな村上さんが『ラバータイプディスクハロー』を導入した。取材当日は、従業員を通年雇用するために始めた、というネギを植える前の耕起を行っていた。

「田んぼで使う場合、収穫を終えたら秋に『ラバータイプディスクハロー』を入れる。冬の間にスタブルで起こしておいて、2月か3月に、もう一度『ラバータイプディスクハロー』を入れます。バーチカルを使う必要がなくなるから、圧倒的に効率化できます。ネギの圃場で使ってみましたが、作業速度が圧倒的に速い。これまで行っていたロータリでの作業は3km/hほどでしたが、『ラバータイプディスクハロー』は最高15km/h。精度を高めるために10km/hで運用していますが、それでも作業速度は3倍以上です。今秋以降の水田では1日に10ha作業する予定ですが、『ラバータイプディスクハロー』なら1枚40分もかからないはずです」。


多収を目指して倒伏する寸前まで多肥にして、収量を最大限まで高める。このあんばいが難しいという。

 

耕起作業全体の時間が
以前の半分以下に!
多品目の家族経営を支える

宮崎県東諸県郡国富町 関山桂祐さん


宮崎県東諸県郡国富町の関山桂祐さんは、奥様のご両親+奥様という家族経営で、20haの圃場で7品目を生産している。頻繁に土壌消毒を行っている割には病気が発生することに頭を悩ませていた関山さんは、土を大切にする栽培方法に少しずつ変えていった。

「収穫を終えた圃場の残渣を丁寧に鋤き込むようにしました。その成果か、対策後に鹿児島で甘藷の病気が流行したときも、うちはまったく被害が出ませんでした」。

土を大切にすることで、土壌消毒と殺虫剤の使用量を減らすことにもなったという。この耕起作業に使っているのが、ヒサルラー『ラバータイプディスクハロー』だ。


原料用甘藷とは「さつまいも」のこと。関山さんが収穫した甘藷は、お義父さんが仲間とともに設立した甘藷の卸を行う法人に納められる。そして『霧島酒造』や『雲海酒造』といった全国的に名が知れた焼酎を醸す酒蔵へ納品され、銘酒へと姿を変える。

「7月中旬の今はタバコの収穫で忙しい時期ですが、月末には田植えを開始します。8月からは甘藷を収穫して、終わったら大根を植えるために耕起する、といった感じで、とにかく忙しい。収穫や移植は後回しにできませんから、その隙間の時間を縫うように耕起するんですが、これまで使っていたロータリでは時間がかかって大変でした。今はロータリーを2回かけた後、『ラバータイプディスクハロー』を1回で、耕起は完璧です。これで緑肥や甘藷のつる、タバコの茎など、なんでも完全にすき込むことができるようになりました。作業速度は最高15km/hですから、耕起作業全体で考えれば作業時間は以前の半分以下になりましたね」。

奥様の瑠美さんも満面の笑みだ。「前まで夫は耕起に行くのに、お尻がとっても重かったんです(笑)。それが今では『ちょっと行ってくる!』と出かけて行ったと思ったら、すぐに帰ってきます。多品目栽培ですから、やらねばならない仕事はいくらでもあります。時短できるのは家族にとっても本当にありがたいです。子供たちと遊ぶ時間や、家事を手伝ってくれる機会も増えました」。


収穫期真っ盛りだった、タバコ。時代の流れだろうか、単価は下がり続けているという。「それでもタバコも当地域で長く育ててきた品目ですから、両親が元気な間は続けていきたいです」。

 

 

コチラもCHECK!

中型トラクター対応ディスクハロー
『KUSANAGI』が登場!


ヒサルラー作業機の人気を聞き付けた中小規模生産者の「”秋耕”を行いたいが時間がない」「中型トラクターに対応するディスクハローが欲しい」という声に応えて三菱農業機械が発売したのが『クサナギ』。45~60馬力の中型トラクターに適合する新型作業機だ。

トラクターに装着して使用感を試せる!無料実演受付中!

 

問い合わせ

三菱マヒンドラ農機株式会社


取材・文:川島礼二郎

AGRI JOURNAL vol.30(2024年冬号)より転載

Sponsored by 三菱マヒンドラ農機株式会社

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