注目キーワード

生産者の取り組み

消費者が支える産直システム「CSA」の魅力とは?

会員数100人が目標
生産者仲間を増やす

「個人農家がCSAを続けようと思うと、どうしても負担がかかる。でも、グループなら『今週は端境期だからパス』など、生産者同士がフォローしあえます。前払いで収入が安定すれば、新規就農者の応援にも繋がる。仲間を増やしてチームで生産力を上げていきたいですね」。

また、CSAは、主に地域が支える仕組みのことを指すが、「BIOCREATOR’S」では、現在、東京・中目黒のカフェ「アラスカツヴァイ」とも提携。ピックアップステーションとして機能するばかりか、ファームツアーを催行するなど、カフェのコミュニティが積極的にCSAを応援してくれているという。

「カフェが媒介になることで、消費者と生産者に距離があってもCSAが成立することが分かりました。余った野菜をカフェで利用したり、料理教室を開催したりという展開も期待できます。今後は、協力してくれるカフェや生産者仲間を増やし、会員数100人を目指したいです」。

< 123

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【参加受付中!】日本農業のこれからを考える『第3回次世代農業セミナー』を開催!...
  2. 肥料価格高騰のなか、地域資源循環に高評価! 牛ふん・汚泥・食品残渣などを混合した完熟堆肥を活用...
  3. 喜界町で実践する新しい排水対策。目詰まりしにくい暗渠排水材「ドレインベルト」に迫る...
  4. ハウスの高温対策に! 炭酸カルシウムのパイオニア企業が生み出した遮光資材...
  5. 業界初!60度の急斜面でも草刈り可能な草刈機「ベローン」で安心・安全&ラクな作業へ...
  6. 【家庭菜園】きゅうり栽培で大事なポイントとは?ベストな肥料や正しい栽培方法を徹底解説!...
  7. 水田除草もスマート化! これから活躍が期待できる除草ロボット3選
  8. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  9. 「隅刈り」まで自動化!ヤンマーが新型オートコンバイン3機種を発売
  10. 夏の農作業に必須! 日差しから身を守る帽子6選

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.36|¥0
2025/07/01発行

お詫びと訂正